今回は「野菜と果物だけで作る幼児のヘルシーおやつ」のお話です。
これまでご紹介してきたホットケーキミックスを使ったお手軽なおやつは、我が家ではどちらかというと「ご褒美的な位置付けのおやつ」です。
今回は野菜と果物だけで揚げずに作るヘルシーなカリカリチップスですので、沢山食べても心配ないですし、カリカリと歯応えがあるので満腹感がでやすいおやつです。特有の「野菜感」がやわらぐので、野菜嫌いのお子さんにおすすめです。また、小腹が空いた時のおやつや、大人のビールのオツマミなどにも合うかと。
「切って・乾かして・焼く」だけで出来上がる簡単な作り方を写真多めにご紹介します☆
パッと読むための目次
素材がいきてる「揚げないヘルシーチップス」
おやつタイムでほっこりーーーーとする休息時間、みなさんはどのようにとっていらっしゃいますか。
私は、娘とのおやつタイムも楽しみですが、寝かしつけた後に温かいコーヒーを片手にボーっとしたりブログを書く時間が頭も心もリフレッシュさせてくれる欠かせない時間です。夜遅めに小腹が空いたり、口寂しくなってしまうこともありますよね。そんな時にはぜひ、素材だけで揚げずに作るチップスがおすすめです。
今回は娘用なので、味付けは何もしていませんが、大人用にはクレイジーソルトなどをパラパラとしても風味が出て美味しくなります。
くだものチップス:りんごとバナナ の作り方
果物チップスの王様といえば「バナナチップス」ではないでしょうか。小さい頃に砂糖でコーティングされた揚げバナナチップが好き過ぎて、母に何度も買ってきてもらっていました。原材料や作る工程を考えると、かなりのハイカロリーで魅惑的なおやつです。大人になった今は、止められなくなるのが怖いので手が出せません、汗。
揚げないバナナチップスは、市販のバナナチップスより甘さは控えめですけど、焼いている時のバナナの甘い香りと口に入れた時の風味は格別です。
<そろえるもの・作り方>
揃えるものは、皮をスポンジ(お持ちであればベビー用の哺乳瓶洗剤を付けて)でよく洗ったリンゴと、バナナ、よく切れる包丁かスライサーです。
バナナチップスはオーブンで、リンゴチップスはレンジで焼いて作りますが、バナナチップスは1時間近く焼き時間がかかるのが難点です。ほったらかしできるのでいいのですけれど、電気代などが気になる方もいらっしゃるかも・・・。
バナナは2、3mmほどに切り揃えてクッキングシートに並べます。写真のものは大きさが中くらいのバナナ3本分です。バナナは厚手にすると水分が飛びにくいので、薄目でカリカリにしたほうが美味しくなります。
バナナチップスはオーブンで130℃~140℃の低温でじっくりと50分~1時間ほど焼きます。始めは130℃で様子を見ながら焼き、ペリッとクッキングシートから剥がして裏返して再度焼き上げます。
次にりんごチップスを作ります。こちらは断面図、ちょっと厚すぎました。何度か作り試したところ、カリッと感もでるけど、レンジで焦げ付かない理想的な厚みはこの半分ほどでした。スライサーでもっと薄くしたものも作りましたが、リンゴの糖度が高すぎるのか、焦げ付いて失敗してしまったので、よく切れる包丁で切ることをおすすめします。
バナナチップスを焼いている間に、リンゴチップスの水分をクッキングペーパーで拭き取ります。水分が残ってしまうと、薄い煮リンゴ的なものになってしまうので・・。
リンゴチップスは500Wレンジで2~3分加熱し、裏返してまた3分ほど加熱すれば出来上がります。また、水分を飛ばしやすくするために、クッキングシートの下にキッチン用のコットンガーゼか、布巾などを敷き込むとカリカリ感が出易くなりました。
娘はお手伝いと称して、バナナとリンゴのつまみ食い専門家となっておりました。
野菜チップス:じゃがいもとサツマイモの作り方
果物チップスと同じ手順で、野菜チップスも作ります。一番馴染みがいい、ジャガイモとサツマイモでの作り方をご紹介します。少しチャレンジャーな組み合わせのレンコン、ゴーヤも大人な味わいで美味しいです。
<そろえるもの・作り方>
ジャガイモはスライサーで薄くスライスするのがおすすめですが、サツマイモはモッサリした食材なので、包丁の方が切り易かったです。
芽が出てしまっている部分や気になる個所を包丁の背で取り除いてから、スライサーでスライスした後で、水で灰汁をとります。
水にさらした後、よく水分を取るためにクッキング用の清潔なガーゼ布巾などで水気を拭きとります。クッキングペーパーでもいいのですが、かなりの枚数を使うのでガーゼ布巾が便利です。
あとは、リンゴチップスと同じ要領でクッキングシートに並べてガーゼを敷き込んでからレンジに入れます。500wのレンジで2~3分加熱して、裏返して再度加熱すれば出来上がります。
本日のいただきます。娘のおやつ
市販のバナナチップスよりも色濃くキャラメル色に仕上がります。水分をよく飛ばしているおかげで、カリカリと噛み応えがある感じです。
リンゴチップスは甘さが強く出て、娘は一瞬で食べきっておりました。個人的にはリンゴチップスが一番美味しく感じました。
写真手前がサツマイモチップス、奥がジャガイモチップスです。サツマイモは鳴門金時を使っているのですが、カリンカリンに香ばしく仕上がりました。ジャガイモチップスはホクホクしたジャガイモ特有の風味が濃くでて、とても美味しかったです。
娘にどれが一番美味しかったか尋ねましたらば「りんごさんかな。でも、もう一度オアジミしてみないとねー、わからないわ」とのことでした。いつも「お味見どうぞ~」と娘に言っているので、『オアジミ』が定着してしまいました、笑。
まとめ
「おやつ」と聞くと甘いお菓子を想像してしまいがちですが、一度にたくさんを食べれない幼児の間は、ご飯では不足する栄養素などを補う意味合いも含んでいます。
娘は有難いことに今のところはあまり好き嫌いを示さないので、野菜スティックをおやつにすることも多く、他にもバリエーションを増やしたくなり、今回のチップスを作った次第です。もしも野菜嫌いなお子さんがいらっしゃいましたら、一度お試しください☆
次回は「色白さんなクルクルちぎりパン」を予定しています。最後まで読んで下さりありがとうございます。
今日も一日本当におつかれさまでした!