今回は「2歳児の成長・発達目安や、得意な事・出来る事・苦手な事をまとめた成長記録」のお話です。
娘は2歳8カ月になりました。お茶目だけども周りの状況を伺う慎重派で内弁慶タイプな面は変わらずですが、得意なレゴや積み木遊びはより上達したり、怖がって滑れなかった滑り台もやっと一人で滑れるようになったり、脚力が付いたりと日々成長を遂げています。
今回はそんな2歳児の成長、発達の目安を参考指標に照らし合わせて振返ってみました。
娘の得意な分野と苦手な分野がハッキリしたことで、娘との過ごし方を見直すキッカケになり良かったので、あわせてご紹介します。
パッと読むための目次
子どもの気質、得意・不得意との向き合い方
子どもには生まれ持った「気質」があるそうです。成長過程での環境や周りからの刺激で変化しながらも、根っこのような部分はなかなか変わらないとも言います。
人見知り・場所見知りが激しかった1歳代
1歳代の頃の娘は人見知りが強く、一時期は場所見知りも酷かったので外出先が限られていたほどでした。
警戒心が強めで慎重派の面はかわりませんが、以前だと何度も通っている児童館でさえも緊張気味であまり楽しめず「もう、お家にかえるー!」が口ぐせだった頃が信じれないほどです。
今では外出先でも歌ったり踊ったりノビノビ自由に遊べるようになりました(*^^*)
ちなみに過去記事で、外出を極度に嫌がり部屋遊びをしたがる娘とのヒキコモリ育児生活を続けていると泣き言をぼやいた時もありました。今だから言えるのですが、娘の体調不良も重なり一番酷かった頃は17日間一歩も外に出れなかった時もありました・・・(T^T)「17日間もの間、自宅の狭い空間で何をしているのだ?!」などとドン引きされた方、いらっしゃいますよね、きっと。。。
娘本人は私との大好きな部屋遊びを思う存分満喫できて楽しげだったのですが、親である私は同じくらいの子との触れ合いをさせずに良いのか、無理にでも連れ出すべきかなどかなり悩んだものです。
子どものペースに合わせる・「待つ」という選択肢
結果的には、無理強いはせずに娘のペースに合わせて娘自らが外遊びをしたがるまで待ちました。
そして今に至り、最近では早朝から神社公園やプレ幼稚園へ行きたがるほど外の世界へも目を向けれるようになりました。(プレ幼稚園に通えるようになり、世界が拡がったような感じがしてとても嬉しい(TT))
「娘のペースに合わせる・待つ」ことができたのは、休職中で時間的な制約なども無い身なので実現できた話。今秋には復職予定なので、今後は今回のような対応は厳しくなります。
ですが、現実的にどうしても出来ないことを除いては出来る限りは自分に余裕、心のユトリを持つことで、娘のペースに合わせる、親子でお互いが合わせていくような具合に持っていけたら理想だなぁと考えています。
現実を良くしたい、素敵なものに近づけるためには、理想を語ることや持ち続けることが大事ですよね。
24時間ベッタリくっ付いているのでつい、見落としてしまいがちですけど、子どもは親の想像をはるかに超えたスピードで日々成長していくんですね。
「今」をシッカリとみつつ、私自身も親としてステップアップして「娘ベッタリ育児」から、娘の背中を押す・見守る感じの育児へシフトしていかねばならないなーと感じている今日この頃です。
2歳児成長チェック48項目・発達目安、出来る事・苦手な事
2歳8カ月時点で出来る事や苦手な事などの成長・発達を備忘録を兼ねてまとめてみます。
最近は「こうじゃないの。こう、まっすぐにしたいのぉぉぉ」と本当にビックリするほどの細かいコダワリが随所に出てきて、娘が喋る内容や身ぶり手振りでの要求を汲み取れる時はイイのですが、細かすぎてイマイチ分かり得ない時は大変です。
でもきっと「心の成長の発達段階にある2歳児が自立に向けて頑張っている証」なのでよね。
なお、幼児の発達目安で参考になったサイト「発達をサポートする幼児教育・幼児教材なら:まいとプロジェクトの≪お母さん講座≫」をご紹介します。2歳以上の年齢での発達目安やアドバイスなどもあるようです。
保育園や幼児教室などへ通っていないので娘がどのような成長段階にいるのかイマイチわかっていなかったのですが、こちらのWebサイトで「第三者的な成長・発達の確認」が出来てよかったです。なお、あくまで参考であり「ふむふむ。こんな具合なのね」くらいに留めることがいいようです。(「出来ない」ことへ執拗に着眼してしまうとマイナスになりそう)
2歳8カ月:生活面・社会性・運動・言葉・記憶力・知的刺激
上記サイトの発達の目安一覧に沿うような形で「○・×・△」の箇条書きで補足しながらまとめてみます。青字表記が今後見直したり、気付きが多かった個所です。
なお、2歳といっても3歳間近と2歳なり立てでは大きく違うので、一つの目安としてご覧ください~☆
生活面のチェック14項目
・早寝早起きの規則正しい生活リズムが付いている【○】
⇒夜7時半頃に就寝、朝5時半~6時に起床です。早い時は朝5時前もあり。
・スプーン・フォークを自分で使う【○】
⇒エジソンの矯正箸で豆腐、豆を掴める
・靴下、靴を自分で脱ぐ【△】
⇒自分でやりたがるようになりましたが、靴は上手に脱げません。
・ゴミを自分で見つけてゴミ箱に捨てる【○】
・オヤツの我慢が出来る【△】
⇒必ずお替りしないと号泣です。「あと1回のお替りでオシマイ」での我慢程度。
・自分の意思表示ができる【○】
⇒玩具の配置などのコダワリが強く、意思表示はかなりのものです。でも「ママ、ぎゅーーーってして」と素直に甘えてくれたりもします。
・マジックテープ留めができる【△】
⇒靴のテープ留めのみ。あまりマジックテープを使う機会がない
・汚れた手を一人で拭こうとする【×】
⇒水滴や小さなゴミでも「ママ!汚れた!拭いて!」が常套句です。保育園などへ通っている子であれば、きっと自分で出来るはず。。ここは私の接し方がマズイですね。
・食事の時間は、座って食べられる【○】
⇒自分の席へエプロンを運び座って食べます。ソファで食べたがる時もありますが。
・自分で遊んだ物をママと一緒に片付けられる【○】
⇒玩具の位置を決めているので、出し入れは自らしています。「ぱっぱらぱなしはだめなんだよ(ノンタン絵本のセリフ)」を真似します。
・散歩などで自分で歩こうとする【○】
⇒ベビーカーにはむしろほとんど乗りませんでした。かなりの距離を歩きます。
・顔を洗う、歯磨きを嫌がらない【×】
⇒歯磨きは出来ますが、顔を洗う時が大絶叫です。朝から洗えた日がありません(TT)今後の課題ですね。楽しく顔を洗える方法があるか考えないと、、。
・手を袖まくりをして自分で洗える【○】
⇒散歩から帰ってからはオヤツの時間なので、自分でステップを運び、袖をまくって手を洗います。オヤツ効果は偉大です。
・パジャマなどの着替えを進んでしようとする【×】
⇒以前は大号泣だった着替えも最近はお気に入りの服限定で着替えます。ただ、自分で進んではありません。そろそろボタン留めを練習させないといけませんね。
社会性のチェック2項目
・友達に関心を持ち、近くに来ても抵抗なく一緒に過ごせる【△】
⇒微妙です。児童館などで「あ、おともだちだー」などと言うモノの自分からは一切出向かず、ほのぼの系の子であれば一緒に遊べますが、ガツガツ来る子には腰が引けて後ずさったりもします。
・遊びの中で必要なしぐさや言葉ができる(どうぞ・ちょうだい・ありがとう)【○】
⇒以前は好きな玩具だと「どうぞ」が出来ませんでしたが、最近は問題なく出来ています。
運動のチェック8項目
ことばのチェック4項目
・名前、年齢、簡単な質問に答える【○】
⇒「私はさわです。2歳です。よろしくおねがいします」と言いながら手指で2を示してます。
・名前を呼ばれて返事をする【○】
⇒先日のプレ幼稚園で初めてお返事ができました(*^^*)
・相手の目を見て話したり、聞く事ができる。【○】
・日常挨拶ができる【○】
⇒1年前の1歳8カ月頃は発語が遅い方だったのですが、気付くと言葉の爆発期が来て、可愛らしいお喋りに花を咲かせています。
記憶力のチェック3項目
・絵本や紙芝居などに興味をもって集中してみる【○】
⇒絵本好きなので長い時間座って聞いています。
・「りんご」と発した言葉を覚えて同じようにオウム返しができる【○】
・手を広げて片方に飴などを載せ、両方の手を閉じて、どちらに入っていたかを当てる【○】
⇒よくやる遊びです。最近はわざと間違えるふりをします、笑。
知的な刺激のチェック17項目
◆数量
・1~3まで1つずつ数える事ができる。【○】
⇒数字の歌と、数字の手遊びが好きで20位まで数えてます。
・2個が理解できて、5個くらいの中から取る事ができる【×】
⇒引き算の概念を教えてませんでした。今後はオヤツ時間に取り入れてみる予定。
・3,4個差程度の数の多少の判断ができる。【○】
⇒レゴで並べ遊びするときに数の大小を言って遊んでいたら真似して遊ぶようになりました。
・4個くらいのものを2人に分けることができる【○】
⇒半分こ遊びでよくやります。
◆巧緻性
・ハサミを正しく持って2センチくらいを切れる【△】
⇒最近にハサミが上達しましたが、まだ一人で器用にパチパチできません。
・糊を指で取り、紙にのばして塗り貼る事を嫌がらない。【×】
⇒泥んこ遊びと同様に、手が汚れるのを嫌がります。
・折り紙を手でちぎれる【○】
◆絵画
・クレヨンを正しく持ち、5センチくらいの縦/横線を描ける。【△】
⇒線描きは興味がなさそう。グルグル渦巻きばかり。
・渦巻きの◎が描ける。【○】
・頭足人が描ける様になってくる【×】
⇒ワンワン風なものは描けますが、ちゃんとしたヒトは描けません。私が描くのを見るか、一緒に娘の背後から回ってフォローしながら描いてます。もっと自由に描かせてもいいのかもしれません。
◆常識
・色(赤・青・黄色・緑・黒・白)の名称が解る。【○】
⇒ずかん絵本で読み込んだ結果、細かな色(深緑・黄緑・群青・水色など)まで覚えており、私が間違うと「これは深緑色よね」などと指摘します。
・動物の名称、野菜、果物、乗り物、身近な品物の名称が分かる【○】
・身体の部分の名称が解る【○】
◆構成力
・積み木に興味を持ち、5個くらいを積み上げられる【○】
・パズルに興味を持ち構成できる【○】
⇒積み木、パズル遊びは大好きな部屋遊びの1つです。ヒキコモリ育児中は専ら、パズルにハマって80ピースを仕上げてました。
◆比較力
・比較(大きい・小さい・長い・短い)がわかる【○】
・位置(自分の上下・前後・横)がわかる【○】
⇒着替えの時に何度も右、左を言い続けたところ、左右も理解。
======================================================
とても長くなりましたが、指標との照らし合わせは以上です。
まとめ:今後の課題、苦手なことの伸ばし方
今後の課題と書くと大げさですが、上記の成長発達の目安と照らし合わせてみて、娘の苦手とする分野、得意とする分野がかなりハッキリし育児スタイルを見直す機会になりました。
具体的には、運動面で「×」や「△」が目立ちましたが、これは私の育児スタイルに問題があると考えています。きっと知らず知らずのうちに汚れるのを嫌がってしまうような素振りや声掛けをしてしまっているんでしょうね。「汚れてもいいのよー」とは言いつつも、本気で泥んこ遊びをしていないなど原因がありそうです。
また、知的刺激面ではレゴデュプロやパズル遊び、絵本の読み聞かせなどが良い方向に繋がっているのかなという印象です。対して、お絵描きやハサミ、ノリ遊びは最近になって興味を持ち遊び始めているといった具合なので、これから遊び方を工夫して楽しめるようにしてる最中です。
・・・と、自分の育児スタイルを振返ってみました。
むむむ。でも最近は私がアレコレと手を焼き過ぎないようにセーブしたり、あまり「知育・幼児教育」にこだわり過ぎないように意識しています。このままだと、俗にいう「ヘリコプターママ」と化してしまいそうなので、私の育児スタイルの見直すべきポイントです。(ここら辺は本当にヒトそれぞれだと思います)
娘が自分で興味を持って楽しく、歌ったり飛び跳ねたりする時間をより増やしていく環境を整えたり、娘が自分に自信を持てるようなサポートができるのが理想です。あとは、娘が自分で自分の世界を広げていってほしい。自分で何でも出来そう、やってみたいと思えることが、心も体も健やかに育って自信に繋がっていくのだろうな、と考えています。
とても長くなりましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございます。
今日も一日本当におつかれさまでした!
====================
◆おすすめ関連記事◆
・【成長記録】 1歳9ヶ月は何して遊ぶ?レゴデュプロと手遊び歌が知育におすすめ
・【成長記録】 1歳8ヶ月の「言葉の発達」。手作り「ことばカード」の振り返り