今回は「3歳~4歳児向けのおすすめ絵本30冊」のお話です。
約1年ほど前に「1歳~2歳児向けおすすめ絵本30冊」記事を綴っており、その『続編』として3歳半になる娘の読み聞かせ記録(第4回目)も兼ねております。
絵本のお気に入りページ(主にお菓子などを食べてるシーン)を並べては「いいわね~、すてきね~」とウットリとお喋べりしている娘です、笑。色んな楽しみ方があるのが絵本の良いところ。
そんな我が家で定番な絵本、何度も繰り返し読みたがる絵本の中で、やはりハズレが無いな~と感じる安定感抜群で好きな絵本作家さん、ひらがなを覚えたてのお子さん向け、定番絵本、英語の絵本などをカテゴリー別にご紹介します。
これまでにご紹介してきた絵本記録記事と被る部分もありますが、総集編的にお付き合い頂けると嬉しいです。
パッと読むための目次
- 1 はじめに。絵本の選び方と「読み聞かせ=楽しさの共有」
- 2 3歳~4歳向けおすすめ絵本30冊(カテゴリー別)
- 2.1 Ⅰ.安定感抜群な有名絵本作家さんのおすすめ絵本10冊
- 2.1.1 1.ノンタン ぶらんこのせて(作者:キヨノサチコ/偕成社)
- 2.1.2 2.こんとあき(作者:林明子/福音館書店)
- 2.1.3 3.そらいろのたね(作者:なかがわりえこ、おおむらゆりこ/福音館書店)
- 2.1.4 4.パオちゃんのぼくもだっこ(作者:なかがわみちこ/PHP研究所)
- 2.1.5 5.たまごにいちゃん(作者:あきやまただし/鈴木出版)
- 2.1.6 6.クリスマスにはおくりもの(作者:五味太郎/絵本館)
- 2.1.7 7.くいしんぼうさぎ(作者:せなけいこ/ポプラ社)
- 2.1.8 8.ケーキができたわけ(作者:さとうわきこ/女子パウロ会)
- 2.1.9 9.10ぴきのかえる(作者:間所ひさこ、仲川道子/PHP研究所)
- 2.1.10 10.しんかんくんうちにくる(作者:のぶみ/あかね書房)
- 2.2 ゴッコ遊びなどのお手本として学べるおすすめ絵本5冊
- 2.3 ひらがな読みや数字数え好きなお子さんへおすすめ絵本3冊
- 2.4 ハッ!とするイラストで観るだけでも楽しめる絵本5冊
- 2.5 仕掛けが楽しめる絵本4冊
- 2.6 3歳~幼児英語を学べるおすすめ絵本3冊
- 2.1 Ⅰ.安定感抜群な有名絵本作家さんのおすすめ絵本10冊
- 3 まとめ
はじめに。絵本の選び方と「読み聞かせ=楽しさの共有」
みなさんはどのような基準で絵本を買ったり、図書館などから借りられますか。
(お時間無い方は、後述の「本題の絵本30選」へ読み飛ばしてくださいね)
面白い絵本、可愛らしく和める絵本など沢山の良い絵本があり、どれにするか迷ってしまう時もありますよね。
絵本選びの基準は色々あると思うのですが、正直なところ「あまり娘の目に触れさせたくはないな..」と感じてしまう絵本も中にはあったりもします。親のエゴかもしれませんが...。
色んな絵本に触れさせたいけれど、子どもが興味を持つかどうかに尽きる
おそらくは、お子さんへの読み聞かせに熱心であったり、ご自身が絵本好きであったらば、色んなカテゴリーの絵本に触れさせて「絵本の世界観」を拡げてあげたいと考えられると思います。
我が家の場合、少し冒険して新しいカテゴリーの絵本などを提案してはみるものの、興味があるものと無いものとで娘の喰い付き度合が面白いほど違うので、結果的に似通った類の絵本や以前借りた絵本などを繰り返して読むことが多いです。
上記の記事で3歳1カ月頃にご紹介したシリーズ絵本は、約半年ほど経ち3歳半になった今でもハマっておりまして飽きずに読みたがります。
でも正直に言うならば、そろそろ少し冒険して他のカテゴリーの絵本の面白さにも気付いて貰えるといいな、と思っていたりもします。ですが、私の勧め方がイマイチなのか、稀にヒットすることもありますが、大半は喰い付きが悪かったりします。
親目線では楽しい絵本に映るのに、うーん、不思議なものです。もう少し年齢が上がり、読解力などが深まったらば状況は変わるのかもしれません。
「ママと一緒に読むのが好き。いーっぱい読みたい、もーっと読みたい」と言ってくれるので、今は娘の好みに合う絵本を思う存分に付き合ってあげたいという気持ちです。
ちなみに「絵本の読み聞かせは、同じ絵本を繰り返すよりも色んな絵本を読み聞かせた方がいいのか」という疑問に対して、教育番組「すくすく子育て(2016年10月26日放送)」で専門家からの答えが参考になったので、引用でご紹介します。
“読み聞かせ”ということば通り、読んで聞かせないといけないと思われがちですが、読んで聞かせることではなく、気持ちの共有が大事です。
絵本は、気持ちの共有ができるおもちゃの一種と考えてください。
おもちゃで遊ぶときは、子どもが好きなおもちゃで遊びますよね。絵本も同じです。
子どもが気に入る絵本というのは、自分のレベルに合っていて、繰り返しがあって楽しい、次の展開が予測できるから安心して読めるものです。
読み聞かせのときは、子どもが興味のある絵本を読むのが鉄則です。興味のないものは子どもの学びに繋がりません。
でも、そうすると同じ絵本ばかりになってしまいますので、たまには「こんなのもあるけどどう?」と違う絵本をお子さんに提案してみてください。楽しそうに見せてあげると、興味を持ってくれるかもしれません。
親側から、あの本を読みましょう、この本を読みましょうと無理に読むのではなく、子どもの世界を広げてあげるように絵本を紹介してあげるといいと思います。
絵本を読み聞かせる、というよりも「子どもと気持ちを共有すること」に重きを置いてあることに共感しました。
ついつい学習モードスイッチが入りがちなのですが、気持ちを共有することが出来ればハナマルなのですよね。
3歳~4歳向けおすすめ絵本30冊(カテゴリー別)
本題の3歳~4歳向けおすすめ絵本をカテゴリー別(定番絵本から個人的に好きな絵本、娘にドハマり絵本、ひらがな覚えたて頃におすすめ絵本など)にご紹介します。
Ⅰ.安定感抜群な有名絵本作家さんのおすすめ絵本10冊
1.ノンタン ぶらんこのせて(作者:キヨノサチコ/偕成社)
- 作者: キヨノサチコ
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1976/08/28
- メディア: 単行本
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最初にご紹介する絵本は大好きな「ノンタン」シリーズからの1冊を。2歳児向けのおすすめ絵本でもご紹介しましたが、3歳半になった今もイタズラ好きでちょっとワガママだけど憎めないノンタンは魅力的に映るようです。
英語保育園へ通い出した娘はお友達との玩具の譲り合いや順番待ち、ケンカなどが身近になった今は、よりノンタンワールドがリアルに感じるようです。言葉じゃなかなか伝えられない「お友達との協調性」を、ちょっとワガママで可愛いノンタンたちの言葉を通して自然に学べるのが魅力な1冊です。
2.こんとあき(作者:林明子/福音館書店)
- 作者: 林明子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1989/06/30
- メディア: 大型本
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「はじめてのおつかい」などの絵本でお馴染み、柔らかい温かみがあるイラストの林明子さんの絵本。表情や仕草が「あるある!」な具合に娘にピッタリと当てはまり、娘の名前で読むと喜びます。
物語は、あきちゃんのおばあちゃんが作ったヌイグルミの「こん」が古びて腕がホツレテしまい、治してもらうべくおばあちゃんのお家へ冒険に出掛けるというもの。途中でこんが扉に挟まれたり犬に連れ去れたりするのですが、何度も「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と健気に頑張る「こん」とあきちゃんとの友情にホロリとさせられます。
3.そらいろのたね(作者:なかがわりえこ、おおむらゆりこ/福音館書店)
- 作者: なかがわりえこ,おおむらゆりこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1967/01/20
- メディア: 大型本
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「ぐりとぐら」でお馴染みななかがわさんの絵本。途中、ぐりとぐらも小さく紛れ込んで登場するのが可愛らしく遊び心があります。物語は、ゆうじくんがキツネと宝物を交換した「そらいろの種」を育てると大きなお家がニョキニョキ育ち、次々とお友達が訪ねてきます。金魚を飼い始めた娘にとって「何かを育てる」面白さを一緒に楽しんでくれるといいなと思える絵本です。
4.パオちゃんのぼくもだっこ(作者:なかがわみちこ/PHP研究所)
- 作者: なかがわみちこ
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 1982/11
- メディア: 単行本
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過去記事でもご紹介した「パオちゃん」シリーズで一番好きな絵本。パオちゃんシリーズは全て読んでおり、繰り返して何度も読んでいるほど親子で大好きです。
30年以上経ても色褪せず、シリーズどれを取っても本当にハズレがありません。可愛い動物の子どもたちのやり取りとパオちゃんママ特製のお菓子やご飯をみんなで頬張るシーンなどが描かれており、「ぼくもだっこ」では素直に甘えるパオちゃんの可愛らしさと、ソレに応えようとするウサギおじさんの姿に、自分と娘との姿が重なります。
5.たまごにいちゃん(作者:あきやまただし/鈴木出版)
- 作者: あきやまただし
- 出版社/メーカー: 鈴木出版
- 発売日: 2001/09/01
- メディア: 大型本
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TVアニメ「はなかっぱ」でお馴染みのあきやまただしさんですが、数多くのシリーズ絵本を手掛けられておいでです。アニメテイストな絵本を苦手とする方にはウケが悪いかもしれませんが、我が家では人気です。
物語は、3歳~4歳位で「ママにもっと甘えたいけど、お兄ちゃんお姉ちゃん扱いもされちゃう微妙な年頃」の子ども心を温かく包み込んでくれるような1冊。妹や弟が出来たお子さんに向けた読み聞かせに最適な絵本です。
6.クリスマスにはおくりもの(作者:五味太郎/絵本館)
- 作者: 五味太郎
- 出版社/メーカー: 絵本館
- 発売日: 1980/11/01
- メディア: 単行本
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「かくしたのだあれ」などでお馴染みの五味太郎さんの絵本からマイナーかもしれない1冊を。クリスマスは子どもなら誰しも大好きですよね。
物語は、プレゼントを贈るばかりのサンタさんが女の子からも贈り物を貰い「やった!」と二人とも喜び合い、来年には何を贈り喜んでもらおうか考えるお話です。『相手を思いやる贈り物』は素敵であり、心が温かくなれる絵本です。
7.くいしんぼうさぎ(作者:せなけいこ/ポプラ社)
- 作者: せなけいこ
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2004/11/01
- メディア: 大型本
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「ねないこだれだ」などでお馴染みで独特な画風が特徴的なせなけいこさんの絵本からの1冊。食いしん坊な娘はドハマりしました。
物語は、食いしん坊なウサギはご馳走があれば残らず食べ尽くしてしまい呆れられるのですが、最終的に食べ過ぎた重みで地球の裏側へ落っこちてしまいます。でも、無事に脚からピョコンっ♪と戻ってきます。独創的な世界観が子ども心をクスグリ、母娘で思わず笑顔になれる絵本です。
8.ケーキができたわけ(作者:さとうわきこ/女子パウロ会)
- 作者: さとうわきこ
- 出版社/メーカー: 女子パウロ会
- 発売日: 2001/10
- メディア: 大型本
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「いいよばあちゃん」や「ばばばあちゃん」でお馴染みのさとうわきこさんの絵本からマイナーであろう1冊を。『愛情深いげんきばあちゃん』 のお話でして、3人組の泥棒にさらわれケーキを作るように命じられますが、泥棒を巧みに操り愛情たっぷりなケーキを作ったおばあちゃんは泥棒たちを「正直者」に変えてしまいます。
おばあちゃんからの優しいメッセージ「3にんのためのとびっきりおいしい ケーキです。かならずたべておくれ」が最後のページに描かれているのですが、イタズラしたり悪い人にも優しく接してあげる心のユトリ、度量のひろさに気付かされる絵本です。
9.10ぴきのかえる(作者:間所ひさこ、仲川道子/PHP研究所)
- 作者: 間所ひさこ,仲川道子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 1981/07/07
- メディア: 単行本
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「10ぴきかえる」シリーズの第一作目の絵本です。3歳ともなると動物や昆虫、植物の名前なども多く知っているので、絵本に出てくる昆虫たちの名前を得意げに披露してくれたりもします。自然描写は割とシッカリと描かれている点が親目線では特に気に入っており、怖いザリガニなどが出てくると「食べられちゃう、こわーい!」などお喋りしながら親子で楽しめる1冊です。
10.しんかんくんうちにくる(作者:のぶみ/あかね書房)
- 作者: のぶみ
- 出版社/メーカー: あかね書房
- 発売日: 2007/06/01
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賛否両論あるのぶみさんの絵本ですが、しんかんくんシリーズはホッコリできる類です。街中に線路があり新幹線が幼稚園へ通う奇天烈過ぎる設定ではありますが、しんかんくんと、かんたろうとの温かいやり取りが思わず笑顔になれる1冊です。また、挿絵中の隠し絵?のような細かな設定も子ども心をくすぐってくれます。
ゴッコ遊びなどのお手本として学べるおすすめ絵本5冊
11.はじめてのおつかい(作者:筒井頼子、林明子/福音館書店)
- 作者: 筒井頼子,林明子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1977/04/01
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40年近くも前の絵本なのに未だベストセラーとして読み継がれる名作です。
娘は2歳頃からこの絵本を飽きずに繰り返し読みたがりますが、リアルな日常が描写されているのが子ども心をグッと掴むのだと思います。「はじめてのおつかい」という、いつかは自分もやってみたいけどドキドキしちゃう子ども心を的確に表現されています。娘は何度も「ぎゅうにゅうくださーい」の掛け声を真似しておりましたよ、笑。
12.おてんきなあに(作者:はたこうしろう/ポプラ社)
- 作者: はたこうしろう
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2015/02/12
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ちょっと脱力系なはたこうしろうさんのイラストで、学べるこぐまのクーとマーちゃんシリーズからの1冊です。子どもの発想力や想像力はすごいなと感じさせられる造りになっており、「明日もし雨だったら何して遊びたい?」などと親子でお喋りを楽しみながら読み進められる絵本です。
13.かばくんのはるなつあきふゆ(作者:ひろかわさえこ/あかね書房)
かばくんの はる なつ あき ふゆ (かばくん・くらしのえほん)
- 作者: ひろかわさえこ
- 出版社/メーカー: あかね書房
- 発売日: 1992/04/01
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大人でも一緒に色々学べると感じられる「かばくん」シリーズからの1冊です。 「旬なもの」に疎い、、私はこちらの絵本でホホーっとうなりながら読みました、笑。3歳~4歳頃で「季節の移り変わり」にも敏感になる時期に優しく学べるおすすめ絵本です。
14.くれよんのくろくん(作者:なかやみわ/童心社)
- 作者: なかやみわ
- 出版社/メーカー: 童心社
- 発売日: 2001/10/15
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お絵描きが上手になりカラフルな色で塗ることも覚え始め、クレヨンや色鉛筆がもっと身近に感じられる3歳頃におすすめな絵本です。
物語は、まっしろな画用紙にカラフルなクレヨンたちが1枚ずつお絵描きをするのですが、黒色くれよんは中々出番が無くションボリ。でも最後に黒色くれよんが皆と一緒に可愛らしい絵を描き上げる、「仲間で助け合う楽しさ」を感じられる1冊です。
15.からすのパンやさん(作者:かこさとし/偕成社)
- 作者: 加古里子
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1973/09/01
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子どもはパンが大好きですよね。45年も前の作品ですがシリーズも沢山ある名作から1冊を。
1件の売れないパン屋さんのお話ですが、母娘で「パンたべたーい♡」と思わず笑顔になれます。絵本にあまり興味がないお子さんへは「たのしいおいしいパン」が色とりどりで80個近く描かれているページだけを楽しむ読み方であれば、喰い付いてくれるかもしれません☆ 粘土遊びやお絵描きで、からすのパン屋さんパンを真似する遊びも楽しめます。
ひらがな読みや数字数え好きなお子さんへおすすめ絵本3冊
16.かえるがみえる(作者:まつおかきょうこ、馬場のぼる/こぐま社)
- 作者: まつおかきょうこ,馬場のぼる
- 出版社/メーカー: こぐま社
- 発売日: 1975/12/01
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好き嫌いが分かれそうではありますが、我が家では人気な1冊を。
「かえる」をテーマに、「かえるが(パンを)くえる」や「かえるが(お家に)かえる」な1ページごとに言葉遊びするものです。日常生活ではあまり使わない言葉なども出てくるので絵を使って説明しながら読み進めていますが、イラストが可愛いのでシッカリと耳を傾けて聴いてくれます。
17.しろくまちゃんぱんかいに(作者:わかやまけん/こぐま社)
- 作者: わかやまけん
- 出版社/メーカー: こぐま社
- 発売日: 1984/01/01
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お馴染みの「こぐまちゃん」シリーズからの1冊です。「しろくまちゃんのホットケーキ」も大好きですが、ママと一緒にお買物するこちらは2歳後半頃からハマってくれました。 優しいひらがなで描かれているので、ひらなが読みを覚え始めたお子さんへもおすすめですし、絵本の中のパンや果物を数えたりもできる絵本です。
18.100かいだてのいえ(作者:岩井俊雄/偕成社)
- 作者: 岩井俊雄
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 2008/05/01
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数字数えが好きなお子さんにはタマラナイであろう1冊です。シリーズ化されていますが、娘的には色合いが柔らかい「100かいだてのいえ」がお気に入り。
イラストは細部まで凝って描かれており、アレやコレやと想像力を働かせてお喋りしながら読み進めて楽しめます。
ハッ!とするイラストで観るだけでも楽しめる絵本5冊
19.14ひきのあさごはん(作者:いわむらかずお/童心社)
- 作者: いわむらかずお
- 出版社/メーカー: 童心社
- 発売日: 1983/07/10
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小学校の図書室でこの絵本を何度も繰り返し読んでいたのを覚えていますが、その当時から14匹シリーズの世界観が大好きでした。生き物や自然が綺麗な彩りで優しく描かれており、観ているだけで心が温かくなれます。
20.しろいうさぎとくろいうさぎ(作者:ガースウイリアムズ/福音館書店)
- 作者: ガース・ウイリアムズ,まつおかきょうこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1965/06/01
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2歳頃は見向きもしなかった絵本ですが、3歳になった頃から手に取るようになりました。「可愛い!」という系統のイラストとは少し異なり、幻想的で不思議な魅力がある絵本です。「きみとずっといっしょにいたいの」と告げるくろうさぎと、それに応えるしろうさぎのお話ですが、読み聞かせる時に毎回、胸がキューっとなります。将来娘が大人になってからも読んで貰いたい絵本です。
21.いちばんたいせつなおくりもの(作者:宮野聡子/教育画劇)
- 作者: 宮野聡子
- 出版社/メーカー: 教育画劇
- 発売日: 2016/04/08
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本屋さんで一目惚れして思わず買ってしまった日から2年近く経ちますが、 変わらず大好きな絵本です。優しいパステル調の色使いで、お花畑に寝転がるくまくんとりすちゃんのページは観ているだけで心が和みます。
22.てぶくろ(作者:エウゲーニー/福音館書店)
- 作者: エウゲーニー・M・ラチョフ,うちだりさこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1965/11/01
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動物たちのリアルで洋書ならではの独特なイラストが楽しめる絵本です。いつもはアニメチックな絵本を好む娘ですが、こちらの絵本はコートやチェックのスカートなどの民族衣装などが繊細に描かれており、見ごたえがあるようです。
23.しゅっぱつしんこう(作者:山本忠敬/福音館書店)
- 作者: 山本忠敬
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1984/11/22
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綺麗・可愛いとは系統が異なり、リアルな乗り物の描写に目が釘漬けになる絵本です。図鑑で見るのとはまた違い、絵本でお話を楽しみながら読み進められるのが魅力。乗り物好きなお子さんであれば、きっと大好きになる1冊だと思います。
仕掛けが楽しめる絵本4冊
24.おいしいよ やぎのケーキやさん(作者:きむらゆういち/偕成社)
おいしいよ やぎのケーキやさん (どうぶつむら しかけ絵本)
- 作者: きむらゆういち
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 2013/11/06
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図書館で何度も借りて読み重ねるうちに暗記してしまった絵本です。
ページをめくる仕掛けがあり、モンブランケーキが大盛りになったりフルーツパフェが登場したりと子ども心をワクワクさせてくれます。
25.しろくまのパンツ(作者:tupera tupera/ブロンズ新社)
- 作者: tupera tupera
- 出版社/メーカー: ブロンズ新社
- 発売日: 2012/09/01
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本のカバーになっている「赤パンツ」を脱がせて読み始めるあたりから、子ども心を鷲掴みにしてくれる絵本です。
物語は、しろくまくんがパンツを履き忘れてしまいネズミと一緒に探すという分かり易い内容です。娘に読み聞かせる時はリズムを付けて「おっしゃれーなしましまのパンツ~」と読むと、楽しさが倍増します。イラストセンスがオシャレで大人も楽しめるし、贈り物にも喜ばれると思います。
26.おやつのポケット(作者:つちだよしはる/教育画劇)
- 作者: つちだよしはる
- 出版社/メーカー: 教育画劇
- 発売日: 2000/06/01
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図書館で出会った絵本です。つちだよしはるさんの「うたえほん」シリーズを2冊持っていますが、温かみがあるイラストが大好きです。ページをめくると大好きなお菓子が出てくる仕掛けがあり、自分で読んでみたい!な好奇心をくすぐってくれます。
27.くまくまくんのはろうぃん(作者:ベンジー・デイヴィス/ビーエル出版)
- 作者: ベンジー・デイヴィス
- 出版社/メーカー: ビーエル出版
- 発売日: 2017/09/01
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娘へハロウィンプレゼントに頂いた絵本で、ほぼ毎日必ず手に取るほど大好きな1冊です。通常の仕掛け絵本よりも高度な造りで、 縦・横・上・スライドなどの凝った仕掛けが付いており、可愛いイラストがヒョッコリ飛び出てきます。
物語は、お化け屋敷へ招かれたくまくまくんが仮装したみんなとハロウィンパーティを楽しむというものです。仕掛けを楽しみながら一人で読み進められるレベルの文量です。
3歳~幼児英語を学べるおすすめ絵本3冊
28.Maisy Goes Shopping(Lucy Cousins/Candlewick)
- 作者: Lucy Cousins
- 出版社/メーカー: Candlewick
- 発売日: 2001/03/19
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娘が通う英語保育園でもおすすめ絵本として度々登場する「Maisy」シリーズからの1冊です。なお、ペーパーブックなので、一般的な絵本に慣れている方にとっては「薄い!破れそう」と感じられるかもしれませんが、娘は半分に折り畳んで持ち易そうですしお値段も手頃なので、良い点悪い点どちらもあると思います。
英語に少し馴染んだくらいのお子さん向けのレベルで、一文は短めで分かり易く、物語も買い物の流れに沿っているので読み進めやすい内容です。
29.Time for a Hug!(作者:PhillisGershator/SterlingPub)
Time for a Hug (Snuggle Time Stories)
- 作者: Phillis Gershator,Mim Green,David Walker
- 出版社/メーカー: Sterling Pub Co Inc
- 発売日: 2015/04/07
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おやすみまでの一日の流れが丁寧に描かれている絵本です。可愛らしくて読み聞かせにもおすすめな1冊でして、日本版も出ています。英語保育園ではよくハグをし合うのですが、ギューっとハグはお互いを癒してくれるいい習慣だと感じられる絵本です。
30.I LikeMe!(作者:NancyCarlson/PuffinBooks)
I Like Me! (Picture Puffin Books)
- 作者: Nancy Carlson
- 出版社/メーカー: Puffin Books
- 発売日: 1990/05/01
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最期の1冊は、娘にも自分自身にも言い聞かせていきたい「I Like Me!」という絵本です。落込んじゃう時もありますが、にこやかな声でこう言えたらば、毎日がより幸せに、より充実して過ごせるよね、といつも思います。
可愛らしく色も鮮やかで観ていて楽しくなるこの絵本の「I Like Me!」と唱えることで、自分や娘へ明るい気分に導いてくれるような気がします。 英語を学ぶことにも繋がりますが、それ以上に色々なメッセージを感じられる良い絵本です。
まとめ
3歳~4歳向けのおすすめ絵本30冊のお話でした。
定番絵本からゴッコ遊びに使いやすい絵本、英語絵本などカテゴリー別にご紹介しましたが、他にももっとご紹介したい絵本が沢山あります。(でも長過ぎるし、30冊に厳選しました)
絵本が大好きな娘と私です。
想像力を働かせて自由にお喋りしながら読める楽しさ、お気に入りのページを部屋に飾ってみたり、主人公になりきって真似してみたり、セリフを真似してみたりと「読む」以外の楽しみが沢山あります。
絵本っていいな。そんな風にこれからも娘が感じてくれるように、日々色んな絵本と触れあっていきたいものです。
とても長くなってしまいましたが最後までお付き合い頂きありがとうございます。
今日も一日本当におつかれさまでした。