今回は娘の絵本棚からお気に入りの1冊「うずらちゃんのかくれんぼ」のお話です。
「しかけ絵本」に該当するモノですけれど、ママ目線で見ると娘の成長を感じられる1冊なので私もお気に入りな絵本の1つです。
では、娘の反応とあわせて絵本の中身についてご紹介します。
しかけ絵本「うずらちゃんのかくれんぼ」
今から20年ほど前、1994年に福音館書店から発売された絵本です。少し前に愛子様がご愛読で有名になったモノですが、私は知らずに「色使いがとてもキレイだなー」と惹かれて手に取りました。
なお、「うずらちゃん」シリーズとして他に「うずらちゃんのたからもの」もあり、2冊とも我が家に揃っています。娘に読み聞かせるのに適度な文量で可愛らしいのでお気に入りなんです。
写真が鮮明でなくて申し訳ないのですけど、色鉛筆のようなタッチです。動物やかわいいお花などは小さい子は大好きですよね。娘の心もガッシリと掴んでくれています。それほどに色彩が綺麗でクルクル変わる表情などもかわいらしいです。
お話はとてもシンプル。でも覚えやすいフレーズで耳馴染が良い
お話の内容としてはとてもシンプル。ヒヨコちゃんとうずらちゃんが交互にジャンケンをしてかくれんぼをしながら、風が吹いたりカエルさんに出会ったり。最後にお母さんがお迎えにきてくれてみんなで揃ってお家に帰るお話です。
「もういいかーい」
「まーだだよ」
「もういいかーい」
「もういいよー」
とカクレンボの掛け声を読み上げると、娘はニコニコです。きっと耳馴染がいいんでしょうね。まだうまくお話できない娘が必死にゴニョゴニョゴニョと真似ています。
中身は「ヒッソリとイラストに何かが隠れている」仕掛け絵本になっています。意外と分かりづらい描き方で、娘は1歳を過ぎたあたりからようやく気付き始めた具合です。カエルがコッソリと隠れていたり、ヒヨコちゃんが木の実の真似をして隠れていたり。
ネンネ期の頃から絵本を見せていましたが、初めはボーっと眺めているだけで終わっていたのが、今は「あーーーっ」と嬉しそうに発見して手をパチパチしています。成長が感じられる絵本なので横で娘の反応を観るのがとても楽しいです。
「あーっ!」木の実に扮して隠れているヒヨコちゃんを見つけて大喜びです。いつもどこにいるかなーと問いかけると得意げに答えてくれています。
絵本は細かい仕掛けもありましてね。絵本の最後のページにはカエルさんがちーっさく隠れているのですが、ついに先日、娘が大発見。その時の表情はとてもとても嬉しそう。読み聞かせている私は思わず吹き出してしまうほど。
- 作者: きもとももこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1994/02/25
- メディア: ハードカバー
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とても綺麗でかわいらしいイラストなので、単に眺めるだけでも十分に楽しめるものです。でも、お子さんが成長するにつれて細かな仕掛けに気付いた時は、きっと読み聞かせているママ&パパも嬉しくなる絵本だと思います。
もしも絵本をお探しな方にはぜひ、おすすめしたい絵本です。ちなみに、娘と3ヶ月違いの姪っ子ちゃんにも絵本を贈ったのですがとても喜んでくれました。絵本の贈り物で喜んでもらえるとうれしいですよね。
最後まで読んで下さってありがとうございます。