
今回は「オムツ替えマット作り」のお話です。
秋生まれの娘に温かいスリーパーを手作りしたのですが、同じダブルガーゼ生地とバスタオルを使って手縫いした「くるくる巻きのオムツ替えマット」です。
外出時にオムツ替えコーナーでそのまま寝かせるのに抵抗があるママは少なくないはず。でもオムツ替えシートやマットを持ち運ぶと荷物になるし、カバンはスッキリ軽めにしたい。そんなママにはくるくる巻いてお好きなポーチにスッキリ収納するのがおすすめ。「荷物はスッキリ派」なママ向けのオムツ替えマットの作り方をご紹介します。
パッと読むための目次
そろえるもの
お家にあるもので簡単に作りたいな、と思って里帰り先の実家で家捜しして見つけたのは少し厚手な茶色い「バスタオル」です。
贈答品などで余ってるバスタオルを使って簡単につくれます。オムツ替えシートの薄手タイプではなく、寝かせたときの背中や頭へのクッション性を持たせた「マット」タイプにはタオル生地がもってこいです。
持ち運びを重視したので少し小さめのつくりで縦50cm×横30cmです。全身に敷き込むのではなく頭~オシリまでをカバーする感じです。
参考にシェリーメイさんを寝かせてみました。「大は小を兼ねる」派なママは大きにお好きなサイズで作ってくださいね。ダブルガーゼはユザワヤさんで揃えることが多いです。
- 〈A.表側〉お好きなダブルガーゼ生地 (縦35×横55)1枚
- 〈B.内側〉厚手のバスタオル(縦35×横55)1枚
- 〈C.縁取り〉キャプテンバイアステープ「やわらかガーゼ」1.7m
- 〈D.留め具〉布ゴム 15~20cm
- 〈E.飾り付け〉お好きなアップリケ
アップリケは青リンゴにしてみました。ユザワヤさんの洗えるフェルトを使ってベビーメリー用のマスコットをいくつも作っていましてね。フェルトは切りっぱなしでも糸がほつれないので初心者にはとてもおすすめですよ。
つくりかた
表面と中面のバスタオルを縫い合わせる時に留め具用の布ゴムを挟み忘れない点だけ注意すると、チクチク手縫いであっという間に仕上がります。また、お持ちのバスタオルの厚さに合わせて布ゴムの長さを調整してください。
- 1.ダブルガーゼ生地、バスタオルを縫代を含めて裁断します。
- 2.バイアステープ、布ゴムを切り揃えます。
- 3.表側の表面とバイアステープ表面とを中表にしてぐるりと縫い付けます。
- 4.留め具を付けたい位置をきめて、横半分に折り畳んでおきます。
- 5.上記 の表側とバスタオルを重ねてバイアステープでくるむようにします。上記4で決めた位置に留め具の布ゴムを内側とバイアステープとの間に挟み込み、まち針でなどで仮止めしておきます。
- 6.ガーゼ・バスタオル・バイアステープを一気に縫い合わせます。
- 7.布ゴムは取れないように返し縫いでしっかりと縫い付けます。
- 8.最後にお好きなアップリケで飾り付ければ仕上がりです。
工程4の布ゴムについて補足しますね。内側のタオルとバイアステープの間に輪っかになった布ゴムを挟み込んでる図です。
オムツ替えマットを留めるときは、半分に折り畳んでくるくる巻いて、布ゴムをくるっとはめ込みます。ボタン留めよりラクチンですし、ボタンが赤ちゃんにあたる心配もありません。また、おしっこ漏れが気になる方は表面と中面の間に市販の防水シートを挟み込んでもいいかもしれません。セリアさんで100円で購入できますよ。
コンパクト収納のすすめ
オムツ替えセット一式です。左端の黒いポーチはセリアで100円で購入したナイロン製のチャック式のもの。「安い・軽い・丈夫・衛生的」なすぐれもの。一見すると無印良品のと見紛う感じでシンプルでいいなと思って即購入したものです。
上からの図。一番奥底にオムツ替えマットをいれ、その上にオムツ3枚とおしり拭きを入れてスッキリコンパクトに収納できますよ。
外出先でパパっと手際よくオムツ替えするのにお役立てできればうれしいです。
他にもスタイや肌着、おくるみや布絵本などのベビーアイテム、グッズを手作りしているのでよければまとめ記事をご覧下さいね。素材別や作るのに要した時間別にわけてご紹介しています。