今回は「赤ちゃんが快適に過ごせる部屋作り<リビング収納編>」のお話です。
赤ちゃんと快適に過ごせる部屋作りを進めていくと、インテリアや家具を買い換えたり小物や観葉植物を撤去したりと赤ちゃん仕様にレイアウトをかえる必要があります。
ハイハイしても危なくないような安全設計が大前提ですが、オシャレなデザインで実用的であってほしい・・そんな思いは誰しもがもっているはずです。
過去記事「 快適なリビング作りのコツ・ジョイントマットの使用感レポート 」では安全面を重視した部屋作りのポイントをご紹介しました。
今回は『生活感を抑えたリビング収納編』として①我が家のリビングレイアウト、②IKEAトロファストの使用感レポート、③片付け上手になる収納方法の3つについてご紹介します。
パッと読むための目次
赤ちゃんの部屋作りは目線にあわせたリビングレイアウト
我が家は決して広くはないリビングですが、なるべく生活感を抑えつつも安全&快適に過ごせるレイアウト構成を意識して部屋つくりをしています。
●娘が安心して遊べるプレイスペースと、親子で片付けしやすい収納スペースを増やす
●全体的にロータイプの家具とすることでリビング内で圧迫感が出ないように工夫する
●家具色味は「明るい木材(ブナ・タモなど)」として他と合わせることで統一感を出す
●収納を壁面1箇所にまとめることでリビングの行き来を少なく、スムーズな導線になるように工夫する
プレイスペース・収納スペースを増やすリビングレイアウト
(写真がゴチャついており恐縮なのですが)娘目線で撮影した写真です。
リビング壁面1か所へロータイプで同じ高さの収納家具を固めています。写真奥の向かって右側は無印良品のテレビボードです。その横はIKEAの「トロファスト」というパイン材できた棚を2つ横置きしています。
左端奥は背丈1.8mのベンジャミンと全身鏡を置いており、危なくないようにニトリの突っ張り棒で安全対策をしています。具体的なのは過去記事「赤ちゃんの部屋づくり☆おすすめウォールシール・観葉植物の誤飲対策 」でご紹介していますのでご参考くださいね。
横からみた図です。1歳2ヶ月の娘は身長77cmと高めなのですが、トロファストの台上の小物には手が届かないように壁に立て掛けるようにして置いています。つかまり立ちの練習にもちょうど良い高さです。
最後に上からの図です。娘、すやすやと気持ちよさげにお昼寝中です。プレイマットは以前、機能紹介した「イマジナリウム ジョイントマット プレミアム」です。1年経っていますが劣化が目立ちません。
充分な収納力★プレイテーブルにもなるIKEAトロファスト
IKEAのトロファストを購入する際にはネットなどで口コミ情報を探したのですが、詳細な素材画像イメージがなかなか見つからずやはり店舗に行くしかないかなーと悩んだりしました。でもご自宅の近くにない方もいらっしゃると思うので、詳細画像を掲載しますのでご参考くださいね。
収納実例紹介☆シンプルで使いやすいIKEAトロファスト
組立てには少し時間がかかりました。実際には主人が奮闘すること1時間半程度です。
また、オガクズのようなものもチョコチョコでてきたので、組立てで梱包を解かれる前に必ず新聞紙などを引かれることをお勧めします。掃除もし易いですし、赤ちゃんの怪我を防ぐ意味からもね(我が家のトホホーな失敗談です)。
若干色味が暗めに映ってしまいましたが、実物はもう少し明るい白身が強めなナチュラル系です。ただ、色ムラもあったりするのも事実です(右下写真参照)が、個人的には気にならない程度です。
●組立て時はオガクズのようなものは出ましたが、本体はトゲトゲした個所もなく、また角も尖っておらずヤスリで加工されているので安心(左下参照)
●引出や棚板を溝に引っ掛けるタイプで余計な金具のレールなどが無い。赤ちゃん目線で考えると金具などのピカピカしたものが大好きで指を挟んだり、錆び付いたりもするので指を挟んだりする心配がない点(右上写真参照)は有難い
●引き出しカラー展開が豊富であり女の子・男の子用などで使い分けられる
●カラーボックス以外にも棚板を差し込めたり、逆にトロファスト本体のみでも組合わせられ、レイアウト構成の自由度が高い
つかまり立ちの練習にも重宝。今後はプレイテーブルとして活用予定
こちらはもうすぐ1歳4ヶ月になる娘です(2016年1月に追記しました)。
両手を乗せて身を預けやすい高さが良かったのか、つかまり立ちの練習にも重宝しました。もう少し大きくなったら、絵描きセットなどを用意して棚板の上で遊ばせてもいいなと思案中です。
片付け上手になる収納方法
- 遊びのなかにお片づけ習慣を自然に組み込みたい
- 玩具類の収納は「娘が自分で触れる位置」に配置する
- 収納場所を固定化する
- 放り込みやすいように余裕をもった収納にする
娘用のオモチャ類と大人用のアルバムや小物類は、IKEAのトロファストと無印のテレビボードの1箇所にまとめて収納しています。
前述しましたが、トロファストで気に入っている点は「自由度の高さ」です。棚板をはめる位置やボックスのサイズ、ボックスの色を好みで組合わせれます。


こちらは棚板バージョンです。トロファストは背面板がない「ロ」型なのでオーディオの配線も隠せてスッキリ。真ん中の下段は積み木箱でして、かなり重たいのですが頑丈なトロファストであれば問題ありません。
赤ちゃんの部屋作り・お世話に「安全対策のすすめ」
尖ったものや誤飲しそうな小さなものなどの危ないものは基本的にリビングに置いていません。
また、棚の角はIKEAで購入した角コーナーを着けています。貴重品や救急箱、ティッシュなど日常的に使うけど遊んでほしくないものは留め具で触れないようにガードしています。
引き出しすべてに留め具をつけると「意地でもあけてやるぞ」オーラを感じたので、下段は娘用に積み木などを入れて自由にさせています。
<追記>成長にあわせたリビング仕様の見直し
娘の成長にあわせてリビング仕様を見直しています。見直した内容や使い勝手などを追記してご紹介します。
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(2016.7.7追記)
娘が1歳9ヶ月になり、リビング仕様を見直しました。IKEAのトロファスト上をお絵描き台やレゴを置いて遊ぶスペース、パズル遊び台として活用しています。
●トロファスト上に飾っていた写真立てなどを撤去し、プレイ環境を整える
●トロファストをレゴデュプロやお絵描き等のプレイテーブル代わりに使えるように工夫する
●お片付けしやすいように不要な玩具は廃棄し、カラーボックスの空きスペースを確保する
娘の身長は87センチほどに伸び、お絵描きする台としても使い勝手が良く重宝しています。詳細は「【知育】 1歳児からおすすめ☆ベビーコロールやレゴデュプロの使用感」記事にまとめていますのでご興味がある方はご参考ください(*^^*)
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(2017.1.28追記)
娘が2歳4ヶ月になり、知育関連の玩具や絵本が増えたのでIKEAトロファストの収納を見直しました。より一層、IKEAトロファストをプレイテーブル代わりにパズルをしたりレゴデュプロを組立てたりと活用しています。
詳細は「 IKEAトロファストが大活躍☆安心して遊べるリビングレイアウト実例紹介(まとめ」記事でご紹介していますのでよければご覧ください。
まとめ
今回は「赤ちゃんが快適に過ごせるためのリビングレイアウトや収納方法」のお話でした。
レイアウトや収納方法について実例紹介しましたが、赤ちゃんの部屋づくりをする上では「赤ちゃん目線」で背丈の低い家具やインテリアを揃えることをおすすめします。
赤ちゃんグッズでモノが増えがちになるので背丈の高い家具ですと圧迫感がでますし、また、万が一転倒すると危険ですよね。自分的には安全対策を施したつもりでも、想定外な動きをするので「あぶない!!」とヒヤリとしたことも何度かあるのでね。「これは危ないかも」と気付いたものはチョコチョコと対策を続けています。
他にも「赤ちゃんの部屋づくり」として無印ソファーやリビングテーブル、カトージのハイチェアーなどをご紹介していますので、よろしければご覧ください。
最後まで読んで下さってありがとうございます。