今回は「2、3歳から始める幼児英語教育シリーズ<第3弾>」のお話です。

もうすぐ4歳5ヵ月になる娘は英語幼稚園で日々新しい単語やサイトワードを覚えて披露してくれます。2歳後半から通い出したので約2年ほどの期間で、娘なりに「マイペースに英語に親しみ楽しむ」土台を築きつつあるようです。

今回は、幼児英語シリーズ「2歳~4歳向け簡単な日常フレーズ例」、「3歳~5歳幼児向けの日常で使える英会話例」に続く第3弾目として「2020年教育改革を踏まえた英語教育の要点」や「娘が通う英語幼稚園生活の振返り(実体験レビュー)」を中心に英語教育の工夫点をお届けします。

 

英語幼稚園の先生たちが子どもたちへ教える際に「英語を楽しめるように工夫している4点」などもうかがったので、3歳~5歳さん向けの幼児英語教育の考え方とあわせて分かり易くご紹介します。

sawamama
こんにちは。さわままです。 正直なところ、私自身はバイリンガルでもなく発音も優れていません。娘と遊ぶ時間や日常生活の中へ簡単な英会話を取り入れることで「負担なく親子で楽しめる」ことを理想としています

 

 

幼児期は「英語学習の黄金期」・2020年教育改革

来年に迫った2020年教育改革の影響からか、昨年に比べると「幼児・キッズ英語/英会話」に対する関心の高さや盛り上がりを感じる機会が増えました。

みなさんはいかがでしょうか。

我が家ではベネッセ「こどもチャレンジステップコース」を受講しているのですが「Englishコース」への勧誘や他社のオンライン英会話無料チケットなど、割と強めなセールスもいくつか受けています。対象年齢の子どもを早い段階からいかに囲い込むかといった「幼児向け英語商戦」も日々激化しているようです。

 

 

2020年教育改革により「外国語活動」が小学3年生から開始

4歳の娘は次の4月に年中さんへ進級を予定しており、あっという間に小学生になるのが見えています。

幼稚園児の母親なので小学校教育に疎いなりにも、学習指導要領が見直され来年2020年から小学校や中学校における英語教育が大きく様変わりすることは勧誘商材ペーパーなどからも知り得ております。

 

「教育改革によりどのように変わるの?」と素朴な疑問が沸いたので以下に要約してみます。

2020年教育改革:英語教育における変化

●現在小学5年生で受けている体験型学習「外国語活動」を小学3年生へ繰下げてスタート

小学中学年での目標数値は1年間35時間・週1コマの活動

●子どもが「英語は楽しい」と感じれるような体験型学習を想定

●2018年から段階的に取り組みが始まり2020年には全小学校で必修化を予定

●小学高学年にあたる5年生から「英語教科」として年間70時間学習、他教科と同様に成績が付く

●指導要領によると小学校卒業時点で習得予定の英単語は600語~700語程度を想定

●小学校~中学校~高校へと進学するタイミングで「切れ目のない」習得を目指す

「体験型学習」というのは曖昧な表現ですが、例えば『日常生活での身近な生き物や色などを英語で体験してみる』といったことが想定されているようです。色々な言い回しもあるようで「活動型英語教育」などとも表現されています。

 

さわまま個人的な感想
小学3年生からの外国語活動「年間35時間・週1コマ」想定に対しては、正直なところ、週に1コマ・1年間を通して35時間の学習でドコまでの英語に親しめるのかな~と微妙です。 小学校5年生からは「英語教科」として成績化もされるのも気になります。   親や子どもが振り回されないように考えを整理しておきたいものです。

 

なお、昭和生まれな私自身が「英語教科」に触れたのは中学1年生でした。

当時は「体験型学習」のような形でネイティブ外国人講師が隔週教室へ訪れ、一緒に英語の歌を歌ったりクイズをしたり、ビデオを鑑賞したりしたのを覚えています。何故かシャイなネイティブ講師の方でなんとなく楽しかった思い出です、笑。

 

 

 

20年以上前の当時では中学校1年生から英語教育が始まり、時代の変遷に合わせて教育改革が進み段階を経て小学校高学年の5年生からの早期化し、そして2020年からはついに小学校中学年にあたる小学3年生まで繰下げての英語教育がスタートするわけです。

 

英語教育以外にもプログラミング教育の必修化もありますし、「楽しく学ぶ」というのが理想を掲げておきながら、正直なところ、着いていくのが精一杯になりそうな所見です。

幸いにも英語幼稚園にて英語に触れられる環境にあるので、このまま「娘のペースで英語に親しみ楽しめる」スタイルを続けていけるようにサポートしていきたいと考えています。

 

 

 

幼児期「英語学習の黄金期」は「聴く・話す」をより伸ばしたい

2歳、3歳頃からの幼児期に英語を学習することは、ちょうど「耳:聞く力」や「口:語彙力」が伸びる時期に重なるので英語学習効果が高いといわれています。「英語学習の黄金期」などにも例えられます。

過去記事でもご紹介したのですが、実際に娘が通う英語幼稚園でも年齢の特性に応じたカリキュラム構成を取られています。

 

2歳児トドラークラス(年少々さん)はリトミックなどが中心

娘が2歳代に通ったトドラークラス(年少々さんにあたる)では主に英語自体に馴染むことを目的としており、簡単な英語の歌やリトミックなどを中心にした「聴く力:Listening」を伸ばすためのカリキュラムでした。とはいうものの、英語に親しむ以上に「ママと離れた集団生活に馴染む」と基本的な部分が大半でした。

 

 

3歳~4歳K1クラス(年少)から少しずつステップアップ

現在通っている3歳~4歳の年少さんにあたるK1クラスでは、一歩進んで日常生活の全てに英語が組み込まれ、「Listening」に加えて「話す力:Speaking」も伸ばすステージヘステップアップします。

具体的には身支度や食事、トイレやワークブック時間や自由時間などの全てにおいて先生からの英語の指示に従ったり英会話をしたりと、基本的に『日本語でのお喋りはNG』とされています。

子どもの順応性や適応能力は高いと知りつつも、1年間で凄い進歩を感じます。また、家庭学習でのホームワークにもアルファベット書きに加えて絵本の読み聞かせ(読む力:Reading)やジャーナル筆記(書く力:Writing)も加わるので、親側でのサポートがより求められたりもします。

 

次の4月からは年中さんにあたるK2クラスへ進級予定ですが、正直なところ周りのお友達に比べると『英語が難しい・・』と少しストレスを感じているようにも見受けるのでより丁寧にサポートしていかねば・・と考えています。(そのサポート加減が難しいのですけれども・・・)

 

 

幼児英語教育の振返り・実体験レビュー

英語幼稚園に通い出して約2年近くが経過したことをお伝えしましたが、次に実際の幼児英語教育に取り組んできた振返りや実体験レビューをご紹介します。

 

 

幼児がより英語を楽しむ・学ぶための4つの工夫

娘が通う英語幼稚園では定期的に授業参観や懇親会が催されています。

担任の先生やお友達との関わり方などを実際に観れるのは大変有難いのですが『元気に過ごせてるかな、楽しめてるかしら』などと見守る側はドキドキしたりもします。

担任の先生からフィードバックを頂いた中で、興味深かった4つの工夫点などをご紹介します。

1.集団生活の中での繰り返し・反復練習

●「基本的な集団生活」を通して英語でのコミュニケーションを少しずつ進めていく

※具体例※
新学期始めの4月頃は『机と椅子に並んで座る』、『学習セットの出し入れ』、『トイレ休憩や食事前後の身支度を一人でする』など基本的な生活習慣を英語の指示で伝わるようにするところから始め、繰り返し反復することで半年間でグッとできる幅が拡がっている(先生談)

一般的な幼稚園や保育園と同じように、まずは「基本的な集団生活に慣れる」「身の回りのことを自分一人でできる」ことからのスタートです。一番身近なものや動作などから少しずつ「英語に置き換えていく」ことで違和感なく英語に馴染めるようです。

 

2.切替えスイッチでメリハリをつける

日本語学習と英語学習とを場所や時間などで区切り、メリハリをつける

※具体例※
3歳~5歳頃までは英語と並行して日本語での語彙力もドンドン伸ばしたい時期なので、自宅では「日本語モード」、幼稚園では「英語モード」と切替えてメリハリをつけた環境を整えることが望ましい

英語幼稚園では基本的に「英語モード」であり英語でのコミュニケーションがルールとして子どもたちへも定着しています。 実際に授業参観で幾度か先生方が「Please Speak in English」などと日本語でしゃべるお友達へ注意を促しておられました。
なお、英語以外に平仮名やカタカナ学習なども気になるところではあります。我が家では絵本の読み聞かせやごっこ遊びを中心に日本語学習のケアをしています。

 

 

3.子どもへ集中させるためには

●机上の勉強だけでなく、身体を使ったゲーム要素を随所に取り入れてメリハリをつける

※具体例※
・サイトワードや単語を机上の勉強だけでなく、身体を使ったゲーム要素を強くしたところグッと集中して覚えるようになった。4歳頃の「勝ちたい!」意欲を上手く利用しながら楽しみながら自然と学べている(先生談)

フラッシュカードのように「見て・覚える」の反復練習だけだと覚えれる子と苦手な子とで差が大きかったりするが、体を使ったゲーム要素を取り入れることで「意図せずして覚える」効果があるようです。

4.自宅学習でできること

●幼稚園で覚えたサイトワードなどをいつでも目につく場所に置いておく、触れる時間を長くする

※具体例※
・例えばサイトワードや月日や曜日などの必須単語については、教室内ではカード化していつでも目に着く壁などに張り出している。自宅でも冷蔵庫などの壁へ張り出していつでも目につく場所に置いておく、目に触れる時間を長くするのが望ましい

授業参観で印象的だったのは、トイレ休憩などで教室から出るタイミングで出入り口に張ったサイトワードカードにタッチして読み上げるというルール。 この日は「Will you play with me」のカード5枚が貼られており、習慣化されている子供たちは違和感なく順に並んでタッチして教室を後にしていました。
工夫次第で日常生活へいかようにも英語を取り入れられるのだと感心しました。

幼児英語教育の実体験レビュー・振り返りQ&A

幼児英語学習 効果
友人や家族からよく聞かれるのは「早期からの英語幼稚園や英語教育の実態はどうか」という点です。
実際に私自身もまだ2年弱の経験値しかないので、結論は見いだせていません。。
現時点での個人的な実体験レビューとしてご参考ください。
親目線で見て、英語幼稚園/インターナショナルスクールへ通うメリットはあるの?
正直なところ、時折娘は「普通の日本語幼稚園にいきたい」など漏らすこともあります。受講料も高額なこともあり、真剣に転園を考えた時期もありました。 ただ、将来的な英語教育や英語との関わり方や園の方針(自分で考えられる力・行動力を育てるなど)から総じて考えるとメリットが大きく卒園まで通わせたいと考えています
具体的にどんな点で「英語幼稚園/インターナショナルスクール」にメリットを感じる?
一番のメリットは「英語に触れられる時間が圧倒的に長い」点。普段は日本語幼稚園に通い、お稽古で英会話サークルへ通わせる選択肢もありますが、圧倒的にネイティブ英語に触れる時間で大きな差がある
⇒英語幼稚園の保育料は正直かなり高額ですが、例えば英会話サークルのお稽古費用やリトミック体操費用も含んでいると考えると保育料に対する考え方が違って見えてきます。
自宅での英会話学習でも間に合うんじゃないか?
発音や知識がネイティブ並みであれば別ですが、自宅学習では厳しいだろうなと感じます。またオンライン英会話学習という選択肢もありますが、英語幼稚園では「体験型学習」で学べる点が異なります

⇒オンライン英会話学習も選択肢の一つですが、スクールへ通う最大の利点は「体験型学習」であり自宅では与えられない学習環境が手に入る点です。 机と椅子でのワークブック時間ももちろんありますが、先生を中心にお友達とサークル上で囲んだ形でのListning時間/Speaking時間が充実しています。

また、2020年教育学習にもありますが「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」に通じるものが多いのも利点の1つです。例えば、カリキュラムの途中途中で身体を動かして飽き難いような時間割であったり、お友達の前でテーマに合った発表する時間があったりなど、幼児期に「楽しく学ぶ」という観点からは花丸です。

(参考)アクティブ・ラーニング

●「主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング)につながること

●カリキュラム構成要素としては「発見学習」「体験学習」「ディベート」「グループディスカッション」「問題解決学習」「調査学習」「グループワーク」など

先生による一方通行の授業から子どもたちが自ら主体的に学び、参加する授業

 

 

英語幼稚園/インターナショナルスクールへ通うことのデメリットは?
幼稚園で過ごす時間は1日の大半を占めるので、子どもが「英語を楽しめるかどうか」で英語幼稚園がメリットになるかデメリットになるか大きく異なります。 自分が話したいことを思うように英語で伝えられないストレスは大きいはず。少しずつ話せる単語やセンテンスが増えると楽しめるようになりますが、それまでの期間をどう乗り越えれるかがポイントだと感じています。

⇒先生方は比較的ゆっくりと分かり易く英語で話しかけてくれたり、娘が言わんとすることを先回りして理解してくれます。ただお友達との会話も英語で伝える必要があるので、なかなか会話が弾まないみたいです。 周りのお友達を見ていても感じるのですが、純粋に英語を好きになれるか、楽しめるかどうか、ゆっくりでもいいので英語で自分の考えを伝えようとできるかどうか、英語でのコミュニケーションに積極的になれるかについては、お子さんの性格によっても「英語幼稚園/インターナショナルのメリット・デメリット」は変わってくるようです。

 

 

将来的なステップアップをどう考えている?
卒園後は一般の小学校へ進学予定ですが、英語レベルを維持できるように週末に英語スクールへ通えたらいいなと考えています。あるいは、オンライン英会話スクールなども視野に入れています。ベースがない状態でのオンライン英会話だとハードルが高く感じますが、英語に少し慣れた状態だとスンナリ馴染めそう。

 

 

子どもが英語を嫌がる時はどう対処している?
日課の英語絵本の読み聞かせや週末の幼稚園のホームワークを嫌がる時は多々あります。なんとかなだめて楽しい雰囲気を演出して続けているのが実態です。
 ⇒優しい英語絵本での読み聞かせは比較的スムーズです。また、英語版のディズニー映画もおすすめです。

 

 

幼児英語教育に役立つグッズ

自宅や英語幼稚園で使っているグッズを中心に役立っているものを厳選してご紹介します。

 

サイトワードリーダーペーパーブック(CDセット)

サイトワードリーダーのペーパーブックセットです。CDがセットになっているのがポイントです。サイトワードはシリーズものでいくつもあるのですが、キャラクターの可愛らしさが微妙に異なります。実際にお子さんにペーパーブックのキャラクター写真などを見てどれが気に入るかを見極めての購入をおすすめします。

 

Kids’Favorite Songs(英語DVD)

簡単な英語の歌がDVDになったセットです。Youtubeなどにも「SuperSimpleSongs」などの動画があるのでお子さんが興味を持つものから少しずつ一緒に覚えられると楽しめます。

 

簡単な洋書:メイシーちゃんシリーズ

娘が大好きなメイシーちゃんシリーズ絵本はペーパーブック型とハードブック型などいくつかシリーズがあるので、お好みのタイプで揃えていくと楽しみが増えます。なお、ご紹介した大型ブックは仕掛け絵本になります。

 

ベネッセこどもチャレンジ「English」コース

我が家ではこどもチャレンジ「ステップコース」を1年繰り上げて受講中です。通常のチャレンジコースに加えて、2ヵ月に1回教材が届くEnglishコースもあります。ご参考ください。

まとめ

まもなく4歳5ヵ月になる娘の英語教育の振返りや実体験レビュー、幼児英語教育の考え方についてお届けしました。英語幼稚園へ通い始めて約2年になりますが、体感的には「あっという間に過ぎ去った」感じです。

親の感覚としては光陰のようであっても、娘にとっては毎日の生活の中で見聞きしたり体感、体験する中で沢山のことを学んでいるようです。 なお、英語を学ぶ以外でも集団生活やお友達との関わり方、社会性など幅広いことを一つ一つ身に付けていくのは、きっと娘にとってストレスにもなっているとも感じているので、より細やかなフォローをしていかねばと考えています。

英語に限らず、何かしら「娘のペースで楽しみながら学べること」を理想にしています。

我が家のように幼児英語教育にご関心をお持ちな方へ向けて、少しでもご参考になればうれしいです。

次回は「日常生活における英会話フレーズ実践例」をお届け予定です。

最後まで読んでくださりありがとうございました。