今回は「4歳4ヶ月になる娘の絵本読み聞かせ記録7回目」のお話です。

引越を経て図書館が近くなったこともあり毎週10冊程度を借りています(絵本好きな母娘にはとても嬉しい)。最近はより読解力が伸びたためか、長い文章でストーリー展開が面白い絵本を好みます。

馬場のぼる先生の「11ぴきのねこ」シリーズ絵本や、あきやまただし先生の「ころんちゃん」シリーズものを中心に娘的にヒットした絵本などを中心に8冊に厳選してご紹介します。また、絵本選びの参考として「年齢別の文字量目安」などについてもあわせて綴ってみます。

 

4歳~5歳頃の読解力と絵本文字量の目安

絵本の読み聞かせを始めて4年目になりますが、ここ最近は絵本選びに悩むことが多いです。

読解力や理解力が伸びたこともあり、娘本人の絵本に対する興味がグッと高まっているようです。とても喜ばしいことなのですが、「毎日色んな面白い絵本をもーっとたくさんよみたいの」という難しいお題を課せられた母は毎度悩むのです。

いまの「絵本への興味の高まり」を上手く使ってより絵本の魅力を知ってほしいという考えから、絵本の選び方について『絵本の文字量と年齢との関係性』を中心に再度調べてみました。

 

年齢別の絵本の選び方と読み聞かせ方のコツ

ベネッセの教育情報サイトに保育士で全国の子どもたちに絵本の読み聞かせを行っていらっしゃる「聞かせ屋。けいたろう」さんがまとめられた絵本の選び方から一部要約してお伝えします。

選び方と読み聞かせ方のコツ

・ムリせずに年齢に合った絵本が一番。あとは「いま」の好き!を見つけてあげる

・年齢よりも上の本を子どもが読みたがった場合、読み手(親)は最後までミッチリ読み込まなくともよい

・年齢に合っていて、かつ、読み手(親)の好みに合う絵本で、好きなように読めるのが一番無理がない

・年齢以外で選ぶ場合は、こどもが今ハマっている物や「ふだんの生活で好きなもの」から入るといい

・『何回も読んでほしい絵本』は、こどもにとってあとで〝懐かしい絵本″になる。『懐かしい』 という気持ちをプレゼントできるのは今のこの時期だけである

 

娘は時折、小学生向けの長めな文章量の絵本を読みたがる時があるのですが、大抵は早くページをめくりたがったりして、結局のところストーリーも理解できないまま終わることが多いです。ページを勝手に進められると読み手としてはあまり良い気もしないので気になっていたのですが、『読み手(親)は最後までミッチリ読み聞かせなくともよい』という見解に、少し意識がかわりました。やはり、絵本は楽しめることが一番ですよね。

また、お気に入りになった絵本は毎晩何度も読みたがったり、以前借りた絵本をまた読みたがることも多いです。この『繰り返し読みたがる絵本』から『懐かしい♡』という気持ちをプレゼントできると考え、娘の気の済むまでトコトン付き合おうと考えています。

 

 

読み聞かせし易い絵本と想像力が膨らみやすい絵本

娘へ読み聞かせる中で「読み聞かせ易い絵本」と「読み聞かせずらい絵本」と感じる絵本があります。そう感じる要因としては幾つかあると思うのですが、読み聞かせ難いと感じる大きな要因に『挿絵と文字のバランス・配置』によるモノが挙げられます。

 

写真の見開き絵本の場合、一般的・王道的な幼児向けの絵本構成です。見開き1ページに挿絵が拡がり、絵の描写を補うべく文字が固まりとして配置されているパターンです。この場合、娘はジックリと挿絵の細部まで眺めながら、私の読み上げる『音』にも集中できている実感があります。

 

対して、こちらが読み聞かせ難い・・と感じることが多い絵本のサンプルです。誤解を招きそうなのでフォローしますと、絵本自体は娘はお気に入りでして私も大好きな絵本の1冊です。

お分かりでしょうか。挿絵が見開き1ページに拡がっているものの、文字が至る所に散乱しており、読み聞かせるというよりかは『挿絵から想像力を働かせて自由に物語を拡げやすい』構成となっているんです。

コレはコレでとても良いのですが、読み聞かせる時は『○○ちゃんが○○○だよ~と○○しながらいいました』などのように主語と動詞を明確に説明しながら読み進める必要があります。そうなると読み手のスキルによっては、回りくどかったり、子どもが理解できずに置いてきぼり・・といったデメリットもあると感じています。

 

絵本への喰い付きが悪いと感じる方がいらっしゃいましたら、

  • 年齢よりも少し難しい内容でないか
  • 読み聞かせ難い絵本構成ではないか
  • お子さんが好きなモノや興味とズレがあるのではないか

 

あたりを意識して絵本を選んで頂けると、より親子での絵本時間を楽しめるはずです。なお、我が家では「絵本ナビ」の口コミや推薦図書を参考にすることも多いです。

 

 

4歳・5歳へのおすすめ絵本8冊:読み聞かせ記録7回目

本題の4歳~5歳のお子さんへ向けたおすすめ絵本12冊をカテゴリー別にご紹介します。

なお、4歳4ヶ月になる娘の読み聞かせ記録7回目を兼ねており、図書館から数十冊借りてきた中で娘的にヒットしたもの・繰り返し読みたがった絵本に厳選しています。

 

お友達・家族とのつながりを学べる絵本4冊

4歳~5歳は幼稚園での年少さん・年中さんにあたる年頃です。

最近の娘は幼稚園から帰宅して、幼稚園で遊んだ内容やお友達や先生とのお喋りした内容を教えてくれます。そんなお友達付き合いも少しずつ上手になったり、家族の存在や「チーム・仲間」をより強く意識できる時期にピッタリな絵本4冊をご紹介します。

 

11ぴきのねこどろんこ(作:馬場のぼる・こぐま社)

馬場のぼるさんの代表作「11ぴきのねこ」シリーズからの1冊です。娘は読み始める前に必ず、表と裏表紙を見開きにして「にゃごにゃご」真似しながら11匹のネコがどこにいるか数えるのがお決まりです、笑。絵本表紙は大事ですよね~。

過去記事でも「11ぴきのねことへんなねこ」などご紹介してきましたが、本作は41刷も増刷されているほど根強い人気で、シリーズ他と比べると馬場先生独特の癖が和らいだストーリー展開で万人受けし易い絵本です。11匹のネコが友達になった恐竜ジャブくんに翻弄されつつも、ナンダカンダと仲を深めていく過程が面白く描かれています。娘は恐竜の背中に11匹がご機嫌に乗っているシーンが大好きで、一緒ににゃごにゃご言いながら楽しんでいます。

 

 

おかしなかくれんぼ(作:山脇恭・ひさかたチャイルド)

ページをめくると穴あき型の仕掛け絵本になっており、絵本が苦手なお子さんにもおすすめな1冊です。4歳~5歳さんには少し幼い感じもしますが、「自分で読みたい」意欲も刺激してくれて娘は自分一人で読んでいることも多いです。物語は、お友達とかくれんぼ遊びをするクマくんがお腹が空き過ぎて、お友達みんながお菓子に見えてしまう、というもの。最後はクマくんのお母さんお手製のドーナツを食べてもう一遊び~♪と、読んでいて楽しくなります。

 

しんかんくんとあかちゃんたち(作:のぶみ・あかね書房)

(正直なところ)のぶみ先生の絵本は全てお気に入りという訳ではありません、すみません汗。ただ「しんかんくん」シリーズはキャラクターの可愛らしさと幼稚園児という設定が4歳の娘に合っているようなので読み聞かせる機会が多いです。今回は春先に2人目が産まれることで親近感が強い本作を選びました。

ちょっと頼りないしんかんくんですが、最後は沢山の赤ちゃんの人気者になるので娘も「よかったねー、がんばったねー」とお姉さん目線で褒めています、笑。我が家のように、赤ちゃんがもうすぐ産まれるご家庭の方へおすすめしたい1冊です。

 

ピヨピヨはじめてのキャンプ(作:工藤ノリコ・佼成出版社)

過去記事でも度々登場する、工藤ノリコ先生の「ピヨピヨ」シリーズからの1冊です。ハッピバースデーやおかいものも好きですが、今回「また読みたい!」とリクエストされたのが本作でした。森の中でテントを張り、川辺で釣った魚やキノコたっぷりの美味しいご飯を食べる模様は、キャンプ未経験の娘のココロを鷲掴みしたようです。みんなでたき火を囲んでの団欒シーンは特にお気に入りで、柔らかいタッチのイラストを眺めながら娘は想像力を働かせて「このたき火で焼かれたカニとジャガイモを食べる時はきっとフーフーしないと熱いよね!」などと楽しんでいます。 日常を離れてワクワクできる物語で「家族みんなで楽しい思い出をもっと作ってあげたいな」という気付きにもなるおすすめの1冊です。

 

 

料理のお手伝いや食いしん坊なお子さんへおすすめ絵本3冊

お気に入りのエプロンをはめて、お夕飯の支度や週末のお菓子作りを手伝いたい!!ブームが絶賛到来中の娘です。さすが、食いしん坊さん、笑。

娘が喜ぶ絵本は「みんなで食べる」「お菓子がでてくる」「お菓子や料理を作る」「お買物する」シーンが登場するものです。とりわけ、パン作りが好きなのでパン系の絵本を選ぶことが多いです。そんな食いしん坊さん向けの絵本3冊をご紹介します。

 

 

くまくまパン(作:西村敏雄・あかね書房)

冒頭の『くまのパンやでパピプペポー、パン、ピン、プン、ペン、ポン♪どれたべたい?』なテンポが良いセリフでノッケから娘のココロを鷲掴みしてくれる1冊です。物語は、仲良しクマさん2頭が途中喧嘩をしますが、最後は協力して1番美味しいパンを作ってみんながハッピーになれるというものです。ストーリー展開も優しく「がぼー」と吠えるカバの王様や、パン作り工程の面白い擬音など沢山散らばっているので、長めの絵本だと飽きてしまいがちなお子さんへも読み聞かせ易い1冊です。

 

 

きょうもひつじぱん(作:あきやまただし・すずき出版)

「ころんちゃん」や「まめうし」、「はなかっぱ」などでお馴染みのあきやまただし先生のちょっとマイナーであろう1冊です。物語はお友達やお客様のために愛情を込めてパンを焼くヒツジさんのお話です。覚えやすいセリフを使った繰り返しが多様されており、次の展開も割と想像が付き安心して読み進められる造りです。

 

ぎょうれつのできるケーキやさん(作:ふくざわゆみこ・教育画劇)

細部まで綺麗な描写で有名なふくざわ先生の「ぎょうれつ」シリーズでは「パンやさん」も大好きでしたが、娘は本作もお気に入りです。物語はオコボレにあり付きたいアリさんたちの奮闘ぶりに思わず笑えてしまいますが、やはりこの絵本の魅力はなんといってもケーキの描写がリアルで想像力が膨らみ「ドレ食べたい?私はコレだよ♡」とお喋りが弾める点です。お菓子作りなどに興味があるお子さんはきっと大喜びしてくれる1冊です。

 

 

うさぎ好きさんへおすすめ仕掛け絵本

4歳4ヶ月になる娘がいま一番好きな動物は「うさぎさん」です。かれこれ長いことハマっています。そのおかげもあってか、うさぎをモチーフにしたグッズ(シールやヌイグルミ、絵本、おもちゃ)も増えましたし、お絵描きする時も決まってウサギちゃんを可愛らしく描いています。

そんな娘にヒットした絵本をご紹介します。

 

おうちピクニック(作:きむらゆういち・世界文化社)

きむらゆういちさんが手掛ける仕掛け絵本は安定感があり、娘も大好きです。今回の仕掛け絵本は、うさぎさんたちがみんなでハンバーグを作るまでの工程が楽しく描かれており、仲良くみんなでおうちピクニックを楽しむというものです。玉ねぎを切る工程も包丁でトントンと遊べる仕掛けや、フライパンの蓋をパッカーン♪と開ける仕掛けもあったりと、料理に興味津々なこども心をガシっと掴んでくれます。

また挿絵はとりごえまり先生の優しい柔らかいタッチなので、いつものきむら先生の絵本よりも個人的には好みです、汗。料理好きなお友達へ絵本の贈り物でも喜んでいただけそうな1冊です。

 

また、我が家では「絵本ナビ」の口コミや推薦図書を参考にすることも多いです。自分では選ばない絵本にも出会えることもあるので、絵本選びにお悩みの方へおすすめです。

 

まとめ

4歳~5歳のお子さんへ向けたおすすめ絵本8冊のお話でした。読解力や理解力が伸びたことで、絵本の読み聞かせの時間がより充実してきました。絵本のその後の展開を想像したり、主人公の気持ちを考えたり感情移入したり、イタズラする展開があると「ダメなのにね~」などとお姉ちゃん風を吹かしたりと様々な表情を見せてくれます。

親子で一緒に絵本を楽しむ・面白い!と感じれる時間は『親子の絆を深める蜜の時間』だと考えています。娘が大きくなってから『この絵本なつかしいな』と和める気持ちのプレゼントを贈れるのは今の時期だけです。

「良い絵本」の定義はきっとご家庭それぞれでお持ちだと思いますが、少しでも絵本選びの参考になれればうれしいです。

長くなりましたが最後まで読んで下さりありがとうございます。

今日も一日本当におつかれさまでした。