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【疲れた心を緩やかに解きほぐす】 3つの言葉と考え方

コラム・育児論 コラム・育児論-徒然なるままに

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今回は「疲れた心を緩やかに解きほぐす3つの言葉と考え方」のお話です。

 

「疲れた心」という文字から、みなさんは何を思い浮かべましたか。

仕事、健康、育児、勉強、友人、家庭、ママ友・・・など、個々で悩む事柄は違いますし、またもしかすると疲れのもとは一つではなくて、複雑に絡み合っているかもしれませんよね。

そんなあなたへは「今日も一日本当におつかれさまです」という言葉を贈ります。

 

 

私は今、2歳になる娘中心の毎日で過ごしており、娘の成長を感じて幸せな気分になったり可愛い笑顔やお喋りに心が温かくなる時間も多いのですが、そんな気持ちに反して

「育児の日々に心が疲れる」こともあります。悩んだり心が重くなって、独りになり固く殻を閉ざした貝のようにただ眠りこけたい気持ちになる時もあります。

 

娘を産み育てる前の会社員時代だった頃に、仕事から離れて育児に専念する環境であればノーストレスだと思い込んでいた当時の自分に後ろからグーパンチしたいです。

そう、たしかに数年前までは「仕事での悩み疲れ」が頭の9割を占めていました。独り身だった頃は家に帰ってもひたすら仕事のことを引きずって、グダグダしていた覚えがあります。仕事終わりの金曜日の夜がどれほど心躍ったことか・・・!

 

あれから時が流れて家族が増え、悩みの質や内容は変われども「アレコレと悩み、考えてしまう」自分の思考の癖はなかなか変えられていません。

ですが、ただモヤモヤと悩むだけに終始するのではなく、一歩進んで「原因と答えを考える。考えても見つからない時は一旦休止」という思考には切替えられたような気がします。この「ダメな思考を休止する・断ち切ること」は簡単なようでいて意外と難しいです。

 

また、ランプにあかりを灯すように自分で自分の心をポーッと明るく揚げる術も少しずつですが増やせてきたようではあります。

今回は、そんな疲れた心を自分で解きほぐす「3つの言葉と考え方」について徒然に綴ってみます。

 

 

 

沈んで浮かんで沈んで浮かぶ。人生楽あり苦もあり。

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育児ストレス・育児疲れ・育児ノイローゼ・ボッチ育児・ワンオペ育児、、、、流行語的な感じで言い回しが変われども、育児にまつわる悩ましい状況や深刻な問題があることを指し示す言葉は数多くあります。

 

私が当てはまるものは、ボッチ育児・平日のワンオペ育児あたり。軽度の差や気持ちの浮き沈みはありますが、育児疲れもあてはまります。

 

数多くの育児の指南書や育児の悩み・ストレスに関する書籍なども沢山あることから見ても「育児が平坦で楽にこなせるものじゃない」というのがわかりますよね。

ちなみに私が育児中なので「育児」を例に挙げましたが、仕事や学業などでも数多くのハウツー本やネット情報、特集番組などが溢れています。悩みを解決する術が書かれた書籍が星の数ほど溢れ本屋の店頭を占めているのは、藁にでもすがりたいヒトが何かしらのヒントを見つけたくて手に取るからです。

 

きっとそれほどに、そもそもヒトが生きていく上では悩み苦労するのがツキモノであり、それを乗り越える繰り返し、繰り返しの連続なのだということですよね。そんな事実に大人になってから気付きました。

 

そしてそれは、小さい頃にトビザルさんの筋肉ムキムキぶりが輝いて見え、主題歌も鼻歌でよく唄っていた水戸黄門様にもあったように「人生~楽ありゃ苦もあるさ~♪」なことなのかもしれないな、と子どもの頃には理解できなかった歌詞が、大人になるにつれて身に染み込んだような感覚を受けます。

 

 

少し話が逸れるのですが、そういえば父も逆境などにある時はやけっぱちで「人生楽ありゃ苦もあるさ~」と鼻歌を歌っておりました。

実家は自営業ですが経営が厳しかった時も勿論あります。お小遣いも我慢、クリスマスプレゼントも形式だけの風船セットだけだったこともありました(でも貰えるだけでも嬉しい)。両親や家族の暗い表情や、重く暗い家庭の雰囲気を子供心にも感じて、末っ子の自分なりに盛り立てようと必死に明るい歌を唄っていたのを思い出します。

そんな我が家には、山口百恵さんの「いい日旅立ち」が流れる綺麗な陶器のオルゴールがリビングに置いてあったのですが、物悲しいメロディーと歌詞が当時の私は嫌で嫌でたまらず、このオルゴールがお家に悪いことを持ってくる元凶なのだと何故か思い込み、コッソリと「メッ!!あっちへ向いておきなさい!」とオルゴールを壁の方に向けていました、笑。今思い返しても、涙が出てくるような思い出です。

 

 

 

さて、話を水戸黄門の歌に戻しまして・・・。

この「人生は楽があれば苦もある」という言葉の考え方についてピッタリだったものが、以前社会人1年目の終わり頃に書店で何気なく手に取った美輪明宏さんの「あぁ正負の法則」という本です。一部を引用してご紹介します。

 

人は良いことばかり願うじゃない、でも幸せに人が羨むような結婚しても必ず不幸が付いてくるし、結婚後に人気が落ちたり、病気になるとかね。


でもそれを嫌がっちゃ駄目なの、地球の法則なんだから。悪いことが起きているからって、やけになっちゃ駄目なのです。それだけ不幸が起きたのなら、必ず次はその分だけ良いことが起こるんだから。

 

 

他にも、以前のテレビ番組で観て正確な言葉ではないのですが「苦労をしたヒトにはそれを同じだけの喜びやご褒美が貰える。楽あれば苦がある。苦あれば楽がある」のようなことをお話されていました。

 

 

この考え方を知って以来、とても心が軽くなったのを覚えています。

感覚的なものに依ってしまいますが「感情がデコボコと浮かんだり沈んだり、上がったり下がったり動く」から、その感情に振り回されてしまい「負」の感情にばかり目を向けてしまうと、次第に風船が萎むように心も小さく萎んで疲れていってしまいます。でも、そのデコボコがない平坦なものであったなら、それはそれでいて刺激が無く心躍ることも無いので、漫然としてしまうのですよね。

「沈む・マイナス」があるけれど、それは一時的な氷河期のようなものであって、いずれ必ず「浮かぶ・プラス」に転じていくことを知っているとなんとか耐え忍べるようになります。

 

 

そう、沈んだら浮かぶ、また沈んでもいつか浮かぶんです。

 

いまとてもシンドイ。あぁ疲れた、本当に疲れちゃった。

誰にもわかってもらえない、自分はこんなにも頑張っているのに報われない。

今日も明日もずっと同じことの繰り返し、終わりがみえない。

 

こんな具合に、私は沈んた時の思考回路はかなりのマイナスに傾いてしまいます。ですが、沈んでもきっとまた浮かべる、という細い細い線のような灯りが見える感じで、一生懸命にその灯りを手繰り寄せながら自分の気持ちを奮い立たせたりもしてきました。

 

疲れた時やイライラしてしまう時、自分の負の感情に包まれて「そんな負まみれの自分自身」に疲れてしまった時には、ひたすら、先ほどの言葉を思い出して心の中で唱えています。そうすると、すぐには沈んだ気持ちから浮上はできなくとも、マイナスなことばかりに捕らわれている自分を客観的に見れたりもします。

 

 

この考え方は会社勤めをしていた時もそうでしたし、育児な日常の今でも活きてきます。当たり前のような浮き沈みの考え方、正負の法則ですが、頭の片隅に置いているだけでも違ってくるので、一つ目の言葉・考え方としてご紹介しました。

 

 

 

言葉のブーメラン。

2つ目は「周りへの優しさが自分に還ってくる」という考え方をご紹介します。

 

『人生はまさにブーメランだ。人に与えたものは手元に返ってくる』これは、ビジネス書「人を動かす」や「道は開ける」を書いたデール・カーネギーさんの代表的な言葉の1つで、ご存じな方も多いのではないでしょうか。

 

この「ブーメランの法則」を最近毎日のように感じているのが、言葉のブーメランです。

 

間もなく2歳半になる娘ですが、お喋りも盛んでメルヘンチックな具合に目をキラキラとさせながら一生懸命に話してくれる、とても大切でかわいい娘です(親バカ炸裂しております、すみません)。

 

そんな娘の喋り方や喋る内容のほとんどは、親である私の模倣です。絵本や歌、ゴッコ遊びなどを通して娘に語りかけてきた内容がすべて、今、言葉のシャワーのように娘から私や主人に注がれて還ってきています。

 

 

「ママ、幸せね、楽しくってうれしいね」

「ほっぺが落ちそうなくらいにおいしい、おくちが幸せよ。ありがとう」

「はいどうぞ、ママ。きゃあ、こんなに貰っていいの?嬉しいね、ママ」

「だぁいすきー、幸せねー幸せよ」

「今日も楽しかったね、明日もいっぱい遊んでくれる?うん、いいよ」

 

 

こんな具合に娘は、時に一人で二役をこなしながら、心が温かくなる沢山の言葉をかけてくれるようになりました。母はそれだけで感涙です。言葉の中身を全て理解できていなくとも、笑顔で言葉に出してくれるだけで充分です。

 

私が掛けてもらえたら嬉しい言葉を娘に話しかけてきた結果が少し形になり還ってきた「優しい言葉のブーメラン」なのですが、こんなにも娘からの言葉が私の心に嬉しく響くとは思ってもみませんでした。

 

 

言葉がヒトに与える力は、考えている以上に大きいモノです。よく、ネットなどだと匿名で誹謗中傷的なモノを見かけたりもしますが、自分へ向けられたものではなくとも悲しく虚しくなったりもします。ですが、逆に人にやさしい言葉を積極的に発信されている方などもいらっしゃるのを見かけて、ホッコリと嬉しくなれたりもします。

 

 

言葉のブーメラン、みなさんも思い当たる節はないでしょうか。

 

できることなら、プラスの言葉を、人にやさしい言葉を、心が温かくなるような言葉を選び沢山発信することで、言葉を掛けられた人も自分も心が明るくなるのが理想的ですよね。

 

 

 

言霊。心でつぶやいてみる

最後の3つ目は「言霊」という言葉と考え方です。

はじめに少し、Wikipedia先生の辞書にお世話になってみたいと思います。

声に出した言葉が、現実の事象に対して何らかの影響を与えると信じられ、良い言葉を発すると良いことが起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされた。日本は言魂の力によって幸せがもたらされる国「言霊の幸ふ国」とされた

 

また、過去記事でも少しご紹介した「言葉の力」と「無意識の口癖」という話。

ヒトの行動の9割は無意識下での行動が占めており、無意識レベルでの行動が日常生活に大きく影響を与えていると考えられています。

無意識レベルのマイナスな口ぐせなどがあると、自分自身にずっとマイナスな言葉を語りかけ、そのマイナスな言葉をずっと耳にし続けてしまうと自分の心も暗くマイナスに傾いてしまいます。また、親の無意識のマイナスな口癖を聞き続けると子どもの心にも影響がでてきてしまいます。

親が子どもへかける言葉で子どもの性格や心にも影響が出るので、出来ればプラスの言葉を沢山かけてあげたいものですよね。

 

 

 

そんな「言葉の力」を我が家なりに活かしている方法が「家訓」の存在です。家訓、などと聞くとメチャイケの加藤家家訓を連想されそうなのですが、まぁ似たようなものです。家族で大切にしたい守りごと、といったような位置づけです。

 

 

この守りごとを作ったのには経緯があります。

我が家では娘が産まれてから1年ほど経った頃に、私の心が崩壊しかけた時(大げさですけれど、汗)がありました。色々なストレスやら体調不良やら何やらが積もり積もった結果です。

今振り返ると、負の感情をかなり溜めこんでしまい、主人に対して協力してほしいところなどを建設的に伝えることができず、また、ストレスをコマメに吐き出せなかったのが原因でした。

 

 

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そこで思い付いたのが「守りごと」をリビングの目に着くところに貼り、何か思うことがあれば眺めて心で呟いてみるというものでした。この心のつぶやき効果は私には絶大でして、例えば娘がイヤイヤイヤーっと理不尽な具合に大絶叫することがあっても、家訓を眺めることで冷静さを保つキッカケになったりします。

 

ここで恥ずかしげもなく、我が家の守りごと4つをご紹介してみます。この4つに決まるまでは、主人にも考えて貰い、二人で決めたものです。

 

・笑顔を大切にする

・家族への思いやりを大切にする

・感謝の気持ちを大切にする

・一日一日を大切にする

 

 

何気ないことばかりですけど、どれも大事にしたいことですし、毎日続けていくには難しかったりもします。笑顔で頑張れない日も勿論あります。でもそんな日は娘にも主人にも言葉でちゃんと理由を伝えて、感謝の気持ちを伝えるようにしています。

また、主人は私よりもずっと「ありがとう、今日もおつかれさま。いつもありがとう」と欠かさず言ってくれるので、 見習わないといけないと思ったりもします。どちらかというと私があまり言えてないかも、、、汗。

 

 

みなさんはいかがでしょうか。

家庭での守りごとではなくとも、ご自身での守りたいルールなどをお持ちであれば、心で呟く、声に出す習慣があると「言霊」の力で気持ちが上向きになり、良いことが舞い込んでくるかもしれません。

 

 

最後に引用でご紹介した美輪明宏さんの「あぁ正負の法則」という本ですが、他にも数多く人生訓のような本を執筆されています。とりわけ、美輪さんの熱烈なファンという訳ではないのですが、考え方や自分の信念がブレナイ姿勢に惹かれるものがあります。

 

 

 

まとめ

疲れた心を緩やかにしたい、穏やかな心をいつでも保ちたい、そんな気持ちは誰しもが持っていらっしゃるはず。

「疲れる」ということは悪い事ではなく、それだけ何かを頑張っている証拠なので、あとは、その疲れた心の癒し方や気分の揚げ方などを知っているかどうかが大事なのかなと考えています。

 

今回は「疲れた心を緩やかに解きほぐす3つの言葉と考え方」をご紹介しましたが、具体的な術としては、何かおいしいモノを食べたり、ボーっとお風呂に浸かったり、テレビを観たり音楽を聴いたり、綺麗な写真や思い出写真を眺めてみたり、と何でも良いと思います。

疲れた心が少しでも軽くなりますように・・・!

 

とても長くなりましたが、最後まで読んで下さりありがとうございました。

今日も一日本当におつかれさまでした!

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