今回は「3歳の娘と育てる金魚たちのお家作り」のお話です。
我が家に新しいかわいい仲間、金魚が3匹増えました。
どちらかというと、3歳の娘よりも私のほうが金魚の優雅な泳ぎや佇まいに癒やされてハマっております。
飼い始めて早々に金魚が病気になったり、☆になったりもしましたが、金魚の水槽がリビングに増えたことで親子で一緒に眺めたり餌をあげたりボーッとできる「癒される空間」ができ、とても満足しています。
風水的にも良いらしいですよ〜
そんな初心者が作る金魚のお家作りや我が家の金魚についてお届けします。
3歳児と金魚との出会い 。生き物を育てる・飼う
(はじめまして。プクプク金魚です(*^^*))
先日の記事でご紹介したのですが、娘と金魚との出会いは姉夫婦と行ったお祭り屋台の金魚すくいでした。
金魚を飼い出す初心者にありがちな金魚デビューですよね。
「生き物の生死」はいつから、どのように教えるべきか
金魚すくいで貰った金魚は3匹でした。
私でもすくえるほど動きがスローな黒い出目金に、赤白黒の3色の出目金、赤白模様でフナっぽい形状の和金。
でもやはり金魚すくいの金魚はストレスなども高く弱っていたのか、3色模様の金魚は翌朝には息絶えていました。
娘に見つかる前にソっと金魚を取り出したのですが、娘は3匹から2匹に減ったのに気付き「3色ちゃんはどうしたの?」と尋ねられ、何と伝えるべきか迷いました。
その場しのぎ的な感じで、
私 「3色ちゃんはママとサワが寝てる間に金魚ちゃんが一杯いるお家に飛んで帰ったの」
娘 「ふーん。寂しくなったからお家に帰っちゃったのね」
なやり取りをしました。
それから3日ほど経ち、赤白模様でピュンピュンと元気に泳ぎ回っていた和金も亡くなり、唯一残った黒出目金を見ながら、娘は「またお家に帰っちゃったのね」と。
特段、寂しい悲しいといったような様子もなく、といった具合。
3歳の娘にとって、生き物が亡くなる、ということをボンヤリと受け留める程度で今はイイのかなと考えています。
時間も短かったし、直接触れ合えたりは出来ない水中の小さな金魚だったので、娘にしてみると「生き物を育てる」体感的なものがまだ薄かったのかもしれません。
私にはたったの数日間でしたが、死んでしまった金魚に愛着が芽生えていてズーンと悲しくなり、「生き物の命を預かる・育てる」というのは別れのツラさを避けて通れないのだなぁとシンミリ。
大人にとっても、生き絶えた後がどうなるのか説明するのは難しいですし、正しい答えのようなものを持ち合わせていないですよね。
我が家に新しく増えた金魚を愛でながら、3歳の娘と一緒に「生き物を育てること」をゆっくり時間をかけて学んでいきたいものです。
初心者が作る金魚のお家・水槽セット
ここからは気分を変えて、新しい金魚のお家作りのお話です。
金魚を飼うのは数十年ぶりですので必要なものなどもわからず、とりあえずはネット情報に頼ることに。
調べていくと想像以上に面白く、水草や苔なども使いながら自宅でもできるアクアリウムが魅力的でした。
初心者が試してよかったのは飼育キットセット
初心者な我が家では必要最小限のものを徐々に揃えることにしました。
店頭で水槽を選び、自宅で水槽や砂利などを洗いセッティングしてカルキ抜きの水を入れ、金魚を入れ込むまでに要した時間は約3時間です。費用的には6000円ほどかかりました。
水槽が立ち上がってからは、ろ過装置が水を綺麗に保ってくれるので日々の水替えは要らずネットでゴミを拾う程度なので、それほど手間がかかりません。
実際に揃えたものは、
○水槽セット(初心者向け)
○ミニネット
○砂利
○ヒーター
○水草
○食塩(普通のお塩で大丈夫)
の6つです。
ネットでも色々ありましたが、コダワリが少なめな初心者の方は店頭に脚を運び「すぐに始めれる水槽セット」を揃えるのが手間もかからずお手頃なのでおすすめです。
個人的には、リビングに置くのでゴチャ付かないシンプルな水槽セット(10リットルサイズ)を選びました。他にもスクエア型などもありましたよ。
我が家ではジェックスの水槽セットを揃えました。水槽内に入れ込めるろ過装置がセットになっており、付属でお試し版の餌や水を濁らなくする薬品なども入って3000円ほどでした。ろ過装置が外付けでなく水槽がシンプルなのでリビングに置いてもスッキリしている点と、ガラス製なのに軽量なので持ち運びしやすい点が購入ポイントです。
ですが、ろ過装置フィルターは交換制なのでランニングコストがかさみます...。
今確認してみるとネットのほうが安かったので、店頭で品物を見てから自宅にてネットで購入するのがいいようですよ~。
(白点病になった黒出目金のクロちゃん。塩浴で治療中なヒトコマ)
他に購入して良かったのは、ヒーターです。
飼い始めてから黒い出目金が白点病になり、ネットで治療法を調べて0.5%濃度の塩浴で治療していましたが、治らなかったのでヒーターを加えたところ、見事に完治!しました◎
白点病は人間でいう風邪のようなものらしく、患いやすい病気の1つだとのこと。
早い段階で気付いて塩浴とヒーターで治療できれば、メチレンブルーなどの薬品を使わずとも悪化することなく対処できるようです。
水槽が一気に華やぎ、癒しを与える水草
小さな水槽を一気に華やがせて金魚と私たちに癒しを与えてくれたのは、水草、です。
玄人な店員さんに店頭で水草の選び方を教えて貰ったところ、可愛い金魚も元々はフナなので本能のままに水草を食べてしまうそうでして、柔らかめの水草だとすぐに食べつくされてしまうとのこと。
観賞用の水草であれば、堅めの葉っぱで枯れにくい品種のものが良いそうですよ。
素人感が漂う我が家の水槽です。
店員さんから、砂利を傾斜に敷き奥行きを出したりすると良いなども教わりましたが、なかなか実践できず。。
ですが、金魚たちはフワフワと漂い居心地が良さげですし、私もボーっと眺める度に癒されております。
3歳児と我が家の金魚たち
金魚すくいの金魚は残る1匹となってしまい寂しくなったので、お店で新しい金魚を買うことにしました。
元からいる黒出目金のクロちゃんは、性格が穏やかでゆーっくりと泳ぎ回るので、比較的相性がいいノンビリ屋さんの金魚でピンポンバールという品種を2匹、娘に選んでもらいました。
こちらがピンポンバールのプクプクちゃんです。前から見ると本当にピンポン玉のように真ん丸で可愛らしいのです(*^^*)
こちらがピンポンバール2匹目のフタツちゃん。
名前を付けた娘にネーミングの理由を尋ねると、「2匹も飼っちゃったから、2匹目はフタツちゃんなのよ~」とのこと。
金魚の性質的に群れて泳ぐのだそうですが、プクプクちゃんとフタツちゃん、クロちゃんは攻撃し合うこともなく、フワフワと一緒に漂ったり水草の陰に隠れたり浮かんだりしてます~。
娘と一緒に金魚の水槽をトントンと小突いて「ごはんですよ~」と言いながら一緒に餌を与えていますが、一目散に水面目掛けて急浮上してきて、水面をはねるように餌にパクつくようになりました。可愛らしい。
「きんぎょちゃんたちのごはんはサワたんがあげるの~。サワたんのごはんはママがつくってくれるの~♡」と言いながら金魚を可愛がる娘も可愛らしいのです(親バカ全開です)
まとめ
3歳になる娘と一緒に金魚を飼い始めたお話でした。
小さい金魚ではありますが、飼い始めると本当に可愛らしくて眺めているだけで癒されます。
「命を預かる・生き物を育てる」というのは最終的にお別れの悲しみも避けては通れないので、先々を考えると気乗りがしない面もあったのですが、娘と一緒に何かを育てていく経験は心を豊かにしていくのにも繋がるだろうし良いことだと考えています。
さてはて、3歳児にとって初めての飼育はうまくいくのでしょうか・・?!
これから長い時間一緒に愛でていくので、飽きたり嫌がられたりしないようにうまく育てていけれるようにフォローしていきたいものです。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
今日も一日本当におつかれさまでした。