日本LCCをお得に使おう!赤ちゃん連れ「ジェットスター・春秋航空」のフライト比較

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年始に娘を抱えて乗った上空からの1枚。福岡空港~中部国際空港間でジェットスター航空を使い愛知にある主人の実家へ行ったときのものです。年末には成田空港~佐賀空港間で春秋航空を使ったのですが、同じLCCでもサービス面や機内環境で意外と差があったので驚きました。
LCCをよく利用しますが、注意したほうがいい点などもあったので記憶が確かなうちに簡単にご紹介したいと思います。今後のフライトにご参考ください。
 
 
 

日本LCC・国内線5社を知る☆拠点空港や手数料・サービスの差別化

行き先や目的別でLCCを使い分けるとよりお得に利用できるので、日本LCC国内線について各社の特色を簡単にご紹介したいと思います。

さかのぼること4年。「LCC元年」と呼ばれた2012年のこと、覚えていらっしゃる方いますか。2012年3月に日本で初めて就航したのがピーチ。フライト初日に密着するテレビの特集番組で、乗客が印刷してきた航空券の半券を受け取る手順が決まってなかったようで慌てたCAさんがビリっと手で破き、呆気にとられた乗客の表情が印象的すぎて覚えています。翌日はたしか定規と紙箱を用意され、にこやかなCAさんと乗客の笑顔がありましたけどね。そこから続々とLCCが参入しだして各社での差別化や大手との価格競争が始まり、今なお続いてます。

 

国内線5社の概要☆関西空港を拠点にするピーチが勢力強め

日本初のLCCはピーチですが、「格安航空券」ときくとスカイマークを連想する方が多いのではないでしょうか。「スカイマーク」は旅行会社HISからの出資でできた航空会社で低価格の運賃を実現したLCCのハシリ屋さん。空港でもいたるところにポスターをみかけますよね。HIS出資ということもあり、ホテルとのパックツアーが豊富でお手頃。私は実家への帰省手段としては春秋航空を利用し、旅行などであればスカイマークで格安パックを調べることが多いです。早割りとホテルパックとを合わせることでかなりお得に利用できるのでおすすめです。

 

次に日本初LCCの「ピーチ」。唯一、関西空港をメイン空港とするLCCです。昨年から成田空港にも路線拡大して個人的には一番勢いがあるなーと感じてます。実際に調べてみると、成田を拠点とするLCCが黒字化できていない中でピーチは2期連続で黒字とのこと。関空発着で差別化がうまくいった感じでしょうかね。札幌から沖縄まで日本全国をカバーしています。 また、過去記事でもご紹介しましたが、成田空港からピーチに乗る場合は第1ターミナルなのでご注意を。ジェットスターや春秋などのピーチ以外のLCCは第3ターミナルなのでね。

 

お次はANAが共同出資している「バニラエア(旧エアアジア)」。LCC元年から遅れること1年、2013年から成田空港をメインに就航開始。正直、私はまだ使ったことがないです。国内だと沖縄・札幌・奄美大島のリゾート路線でLCCでは珍しい20kgまで手荷物もOK。プチ旅行向けですね。

 

 

便数豊富なジェットスター☆独自色が強い春秋航空

今回フライトレポートする「ジェットスター」。日本国内では2012年7月から就航開始していますが、世界的にもLCC先駆け的な航空会社。就航路線も便数もかなり豊富。実際に私は福岡~名古屋間で使いましたが、便数が多いので移動日も時間を有効に使えてありがたかったです。成田からの就航先は札幌、大阪、福岡、沖縄のメジャー空港に加えて、大分・松山・高松・鹿児島と地方にも発着しているので帰省や地方旅行者におすすめです。

 

最後に過去記事でもご紹介した「春秋航空」。2014年8月から就航開始し、成田―広島・佐賀・高松の3路線と地方限定的で他LCCに比べて便数も少なめ。ですが、他LCCにないサービスがあり個人的にはお気に入りなLCC。機内では地方名産品の詰め合わせがあたる抽選イベントがあったり、カリアーリコーヒーが実質100円で飲み放題など。また、個人的には新設で綺麗・連泊しても駐車場料金が不要な「佐賀空港」もおすすめです。

4月の春先にチューリップ祭りで賑わう長崎ハウステンボスへお安く行く術として使おうかなと思案中です。ジェットスターであれば成田空港~福岡空港~JR博多駅から特急で、春秋航空であれば成田空港~佐賀空港~JR佐賀駅から特急で、乗継がうまくいけばいづれも大体5時間程度で着く見込みです。今のところ、春秋航空を利用予定。理由は後述しますね。

最後に旅行する際などにいつも利用しているサイトをご紹介します。


 

ジェットスター・春秋航空の2社比較☆搭乗手続き

当日の搭乗手続きに入る前に、前日までには2社ともWEBメールで搭乗案内が通知されます。より分かり易く丁寧だと感じたのはジェットスターのもの。フライト2日前に再度案内通知がきたのですが、チェックイン手続きの締切り時刻や問合せ先などが分かり易く図解で提示されておりユーザビリティが良く好印象でした。

 

チェックイン手続き・締切り時刻・身分証提示

前回記事でもご紹介しましたが、国内線の春秋航空の場合は「WEBチェックイン」サービスは無いのでフライト時刻の35分前までにチェックイン手続きが必要です。

対して、ジェットスターでは国内線もWEBチェックインサービス自体はあるのですが、赤ちゃん連れの場合はフライト時刻の30分前までにチェックインカウンターでの搭乗手続きが必要です。また、春秋航空とは異なり2歳未満であることを確認するために証明書の提示が求められます。娘の保険証や母子手帳などの年齢を証明する書類の持ち合わせが無くかなり焦ったのですが、、明らかに2歳以下との外観判断という例外的な措置で対応して(見逃して)頂けました。

 

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福岡空港でのチェックインカウンターとチェックイン機。福岡空港第1ターミナルの一番左端にあります。チェックインを済ませるとすぐ右手にエスカレーターがあるので2Fの搭乗ロビーへは直ぐたどり着けます。

 

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こちらは2社の搭乗券。右が春秋航空、左がジェットスター。ジェットスターはレシートのようなペラペラ紙。赤ちゃん連れでない場合はご自宅でWEBチェックインを済ませて印刷したものが搭乗券になります。春秋航空はまだ少し厚手のもの。

 

 

荷物量が多い場合はジェットスターが割安

必要なサイズに応じて追加オプションとして費用を払うLCCならではのシステム。よりサービスがキメ細やかなのはジェットスターです。

まずは機内持ち込みの手荷物。春秋航空は3辺合計が115cm以内で5キロまでを1つ持込めるのに対して、ジェットスターは7キロと14キロの2つから選べます。7キロまでは標準内なので追加費用無しでOKなので春秋よりも割安ですね。

 

次に受託荷物。2社ともにネットでの事前申込みがお得(とくに春秋航空は空港での手続き価格の半額になる)なのでお忘れなく。春秋航空は750円5キロから5キロ刻みで30キロ4500円までの追加に対して、ジェットスターは1,030円15キロからで5キロ刻みで3,290円40キロまで追加できます(2016年1月2日時点)。私のような一人で娘を抱えて乗る方などで荷物が少ない場合は春秋航空のほうが安価に済ませられますが、大家族で荷物が多い場合などはジェットスターのほうが割安です。

 

 

ジェットスターへいざ搭乗☆機内環境・サービス

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福岡空港でジェットスターに搭乗するまではビル内とビルを出てからも少し歩きます。高知空港などでプロペラ機に搭乗する際も飛行場をテクテク歩いたりしますが、なかなかできる経験ではないのでいつも楽しんでます。

 

安全対策がより厳重なのはジェットスター

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座席幅などの設備面では大差ないのですが、機内サービスと安全対策面で開きがありました。一番はコレ。春秋航空の場合は娘を抱っこ紐に入れた状態でしっかりと膝上で抱えていれば問題なかったのですが、ジェットスターの場合は機内での抱っこ紐はNG。赤ちゃん用のシートベルトがありママのベルトに通して固定しなければなりません。JALなどの大手でも抱っこ紐はOKだったので少しびっくりしました。

 

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次に、離発着時の日除けを開け電気を落とすこと。国際線や大手航空会社では普通にある行為ですが春秋航空の場合は4回とも「日除けをあけて」の指示はありませんでした。そもそも・・トラブルが起こり易い離発着時にのみ「日除けを開けて電気を落とす」行為は万が一の墜落した際を想定したもので、ヒトの明暗反応により緊急脱出ができない状況下を避けるべく機内と外の状況を同じにするためのもの。

正直な感想だと、抱っこ紐がOKで日差しに応じて日除けを自由に開閉できるような緩い機内規定の春秋航空のほうが赤ちゃん連れにはラクチン。ただ、安全には「絶対」がないのでね。判断がわかれるところ。 

 

飲み放題な春秋航空or充実したホットメニューのジェットスター

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国内線は長くても2、3時間なので機内食を召し上がる方は少ないかもですがね。ジェットスターはホットサンドやワンコインメニューなどがあり軽食がかなり充実してます。

対して、春秋航空はドリンクや乾き物系しかないですが全体的に単価が低め。カリアーリコーヒーが実質1杯100円で飲み放題です。しかもインスタントじゃなくドリップ式。軽食だと重たいので、美味しいコーヒーを雲を眺めながらお手頃価格で味わうくらいで充分な私にはツボなサービスです。

 

 

設備環境は似たり寄ったり

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通路です。春秋航空と同様に左右に3列ずつシートがあり、通路幅は狭めです。
 
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座席幅は春秋航空と似たり寄ったり(感覚論ですみません)。ただ、深く座れる感じの座り心地が春秋航空よりもよかったです。ただ、ヘッドカバーが付いていないのはどうなんでしょう。潔癖症な方などは気になっちゃうかも。
 
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お茶を置いたりするスペースは足元ではなく頭上付近。おかげで足元・膝付近はスッキリなのでゴチャ着かずに座り良かったです。
 

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横からの図。生後半年頃の赤ちゃんとお子様連れのご家族で、離陸時には耳の気圧対策でママの膝上に座らせた赤ちゃんに手馴れた様子でお茶を飲ませていらっしゃいました。

 

 

まとめ

ヒトクチに「LCC」といっても各社で就航路線やサービス面での違いや特色があり、価格以外でも選ぶ基準になると思います。今回は「赤ちゃん連れ」の視点でジェットスターと春秋航空のフライトを比較しましたが、赤ちゃん連れでなくとも旅行やビジネスなどの目的や行き先などに応じてうまくLCCを使い分けられると旅費を安く抑えることができ、浮いたお金で美味しいご飯やお宿に泊れたりしますのでね。上手に活用いただければと思います。

「赤ちゃんの旅行」飛行機編を3回にわたってご紹介しましたが、今後は赤ちゃん連れにおススメな温泉宿やお食事処なんかもご紹介したいな、と思っています。

長くなりましたが最後まで読んでくださってありがとうございます。

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